スポンサーリンク



気になる本厄での出産、どのように乗り切れば良い?

日本では晩婚化が進んで30代での出産はある意味普通になって来ています。しかし、女性の30代は「前厄」と「後厄」を合わせると6年もの間が厄年にあたってしまうということをご存知でしょうか。今まで厄年という事をあまり気にしなかった方も、自分が本厄での出産となると、自分だけの体ではないので、かなり気になって不安になってしまうことがあるかと思います。ここではそんな本厄、厄年での出産をどのような気持ちでどのように乗り切れば良いか、そして本厄での出産に関して注意すべきことはあるのか、などご紹介したいと思います。

厄年とは?

まずは突然、自分が厄年という事を知ってしまった方に厄年とはどのようなものか、簡素に説明したいと思います。厄年とは一般的に「本厄」の事を指し、その前後1年を「前厄」、「後厄」といい、連続した3年間厄災が降りかかりやすいとされる年齢、時期の事をいいます。平安時代にはすでに存在していることが確認されているようですが、現在のような年齢での厄年が定着したのは江戸時代になってからのようです。科学的な根拠はなく、迷信などととらえられたりしているにもかかわらず、今も根強く信じられている日本の風習といえるでしょう。この厄年は地域や宗教などにより年齢やお祓いの仕方などさまざまで、自分がどの地域に住んでいるかまたはどこの生まれかなどによっても、その習慣は変わってくるようです。

本厄の年齢

ここでは、一般的とされる本厄の年齢を見て見ましょう。この年齢で注意が必要な事は、数え年で見るということです。数え年って何?という方も多いと思うので、ここで簡単に説明しておきますと、数え年とは人(赤ちゃん)が生まれた年の1月1日から12月31日までを1歳として翌年の1月1日から12月31日までを2歳と数えるというように実際の実年齢より1歳プラスになることをいいます。地域によっては春分の日から節分までの期間を1年とすることもありますので、気になる方は、ご自身の地域ではどの期間で数えるかを確認されると良いでしょう。

男性の本厄は25歳、42歳、61歳。 女性は19歳、33歳、37歳、61歳を本厄としており、その中でも一番厄災が起きやすいといわれている男性42歳と女性33歳は大厄と呼ばれ注意が最も必要といわれています。

 

厄年での出産は良い?悪い?

女性にとって出産は、新しい命を授かることであり、とても喜ばしい事です。それを厄年だからといって厄災が起やすいからといって、出産が悪いということはありません。むしろ厄年での出産は厄年の母親の厄を落としてくれるというとても良い事なのです。地域によりこの解釈はさまざまなようですが、ここは「厄年での出産は良い」と信じて生まれてきた赤ちゃんはお母さんの厄を払ってくれる宝物と考えてみてはいかがでしょう。もともと厄年は迷信といわれていることもあるので、ポジティブに考えることが一番です。もしも自分的にも気になったり、周りの人から「厄年」だから、などと言われることがあれば、神社やお寺で厄払いや厄除けをしに行くと自分も周りの人も安心することができるでしょう。

パパが厄年の場合の出産はどうなの?

こちらも同様で、地域などのいわれはさまざまですが、パパが厄年でもパパとママが両方厄年でも生まれてくる赤ちゃんは厄を落としてくれます。男性が厄年でも出産には何の影響もありませんので安心して出産の準備をしてください。どうしても気になる方は、パパ・ママとなるご夫婦二人で厄除けや厄払いをしに行くと良いでしょう。

厄年で注意する事

出産は厄年でも問題がないとわかりましたが、注意する点もあります。それは厄年の年齢はちょうど人生の転機や節目となることが多く、たまっている身体の疲れや疲れていることなどから注意力に書けてしまったりしやすい時期でもあります。したがって疲れを感じた時などは仕事など無理をせず一休みすることも大切ですし、ちょうど厄年に妊婦さんで色々な事が不安に感じてしまったり、ストレスなどをためこんでしまったりすることは健康やおなかの赤ちゃんにも良くありません。しっかりと静養を取り、あまり深く考えすぎないようにしたり、ポジティブに考えが向くように気分を変えてみると良いかもしれません。そしてお祓いは気になる要素が一つでもあれば行っておくことをお勧めします。そうすることによって、何かあっても後でお祓いをしておけばよかったということがなくなりますし、 “お祓いをしておいたお陰でこの程度の事で済んだ”と思う方が気分的にも良いように感じると思います。

最後に

厄年での出産は悪い事ではなく、反対に良い事という認識を持って乗り切ればすべて良い方向へ向かってきます。厄年の最中はどうしても気分が落ち込みやすくなりがちですが、気分を入れ替えてよい方向へ自分の気持ちを向けて健やかで素敵な赤ちゃんを出産してほしいと思います。

スポンサーリンク