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上棟式に雨が降ったらどうなる?延期?それとも決行?

上棟式をもうすぐ控えているけれど、気になるのはお天気。雨の予報が出ているけれど、その場合は延期になるの?それとも決行するの?など、上棟式の日が近くなるにつれさらに気になってくるものです。お弁当や差し入れの準備もあるし、餅まきもする予定。雨でもすべての行事を行う事は出来るのだろうか?などという疑問がわいてきます。ここでは、上棟式の当日が雨、または雨の予報のあった時には上棟式は決行となるのか?それとも延期?雨の日に上棟式を行うということはどうなのか?などということをまとめてご紹介したいと思います。

雨の日に上棟式をすると縁起は良い悪い?

上棟式の日に雨がふると昔から「福が降り込む」とか「幸せが降り込む」などと言われたり、「永遠の火消し」といういわれで、火事にならないという意味があったりと、上棟式に雨が降ると縁起がよいとされています。結婚式の日なども雨が降ると「雨降って地固まる」などといい縁起が良いといわれますね。職人さんたちは雨が降ると作業に影響がでたり、足場が悪い所でさらに雨で注意が必要など、大変なことが多くなってしまうかもしれませんが、職人さんたちもプロですし、縁起が良いということはもちろん知っていますので、皆さんさらに気合が入って作業に入るそうです。

雨の日の上棟式 延期?決行?

基本的に雨で上棟式が延期になるということは、よほどの雨が降っている風が強い台風などにあたってしまう、または何日も雨が続いていて棟木が上がっていないなどというケース以外はあまり延期になるということはないようです。施主側から延期にしてくださいということは一般的にはできませんので、天気が危ういときは工務店やハウスメーカーの方と連絡を取り合い決行するか延期となるかの確認が必要です。小雨やそれほど強い雨ではない場合は工務店やハウスメーカーの方でテントなどを張って上棟式に対応してくれます。施主側としてはせっかくのおめでたい日に雨だと、気分が沈みがちになってしまうかもしれませんが、せっかく吉日を選んでいますし、雨が降っての上棟式は縁起も良いということで、ここは気分を持ち直して「自分達はついている!」くらいにテンションをあげてみましょう。職人さんたちは雨でもいつも以上に気合を入れて一気に棟上げまで集中して作業を進めます。工務店やハウスメーカーによっては普通の雨の日でも日にちをずらしたりするところもあるようですので、一概には言えませんが、一般的には多少の雨でも作業はしてしまう場合が多いみたいですね。

雨の日に柱などの木材が濡れても大丈夫?

雨の日に上棟式に参加すると、気になるのは木でできた柱などは雨に濡れて大丈夫なのかな?と疑問に思う方も多いはず。現在は丸太から切り出したままの自然な状態の無垢材よりも、集成材といわれる性質の異なる木の部位を切り分けて接着している木材を使う事が多く、この集成材は品質や強度にばらつきがなく、反りや割れが少ないということで多くの家の建築で使われています。木を接着する接着剤もどんどん良いものになって来ているようで、多少の雨では反りがおきたりするということはないといわれています。しかし、木の取り扱いは工務店やハウスメーカー、職人さん方により様々ですので、気になることがあれば必ず相談してみるということと、あまりに人任せにはせず、たまにはご自身の目で見に行く事をお勧めします。あまりにずさんな工事をしている業者さんなどであっても、実際に見ていなければ、発覚しない事がほとんどで、後になって欠陥住宅といってもなかなか認めてもらえないなどということもありうるからです。結論としては何日か軽く濡れるくらいであれば問題ないけれど、もちろん濡れないに越したことはないということになります。屋根がない状態での梅雨時期など、長期にわたる雨の場合は、工事のできない状態になるので、ビニールシートなどをしっかりとかけて木材を守ってくれたり、屋根に垂木を止めてコンクリートパネルを打ってルーフィングを敷いてくれたりする、手間はかかりますがそのような手段をとってくれる施工業者さんであれば申し分ないのかもしれません。

雨の日の餅まきは大丈夫?

上棟式に向けて前々から用意した餅まき用のお餅やお菓子、そして5円玉。雨でも上棟式は行ったけれど、餅まきは出来るかな?と不安になる方も多いはず。せっかく用意して皆さんを招待したのですから、いらしてくれた方々に「福のお裾分け」分けをしましょう。屋根は足場が悪いので、「たくさん雨が降っていて…」という場合はまずは職人さんや工務店、ハウスメーカーの担当者に相談して、上からでもまけるようであれば通常通り、やはり危ないのでという事であれば、屋根の下や軒下からまく、または袋詰めにして、来てくれた方たちにお渡ししても良いでしょう。(せっかくですので、できればまきたいですが…) ご近所の皆様に、このような形でご挨拶ができるのは餅まきならではの事ですので、良い思い出になる事間違いなしです。

最後に

雨が降っても上棟式はおこなわれることが一般的で、雨が降った場合は縁起が良いとされていることから、施主にとっては良いことと受け止めることができます。心配な家を建てる際の木材が濡れてしまうことに関しては、現在の木の加工技術などが良くなっていることから、長期間雨に降られて濡れたりしない限り問題がないと考えてよいようです。雨の日の対応はハウスメーカーや工務店さんにより様々な対応となっているようですが、出来れば家を建てる前に担当してくれている方に雨が降った時の木材の管理や保管の仕方などを事前に聞いて、疑問があるところなどはしっかりと確認しておくことが建築する側や施主にとって良いことかもしれませんね。

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