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上棟式の手土産は何が良い?知っておくと便利な5つのポイント

上棟式をする事にしたけれど、やるからにはしっかりと準備をして感謝の気持ちを職人さんや家の建築に関わってくれている人たちに伝えたい。そんな時、帰りに皆さんに手土産を用意しようと考える方も多いのではないでしょうか。しかし、何をいくら位の予算で用意すれば良いのか、のし紙はつけた方が良いのかなど、上棟式の日にちはどんどん迫ってしまっているので何とかしたい。ここでは、そのような方に上棟式の手土産に関する知っておくと便利な事やポイントをまとめてご紹介したいと思います。

上棟式に手土産を用意するのはなぜ?

上棟式の手土産は「引き出物」から来ているということをご存知でしたか?私は引き出物から手土産が来ているとは全く知りませんでした。引き出物はもともと宴の席で「お土産の馬を引き出して見せた」のが引き出物の由来と言われています。上棟式では元来、上棟式が終わった後に、お供え物の神酒や神饌を下げて家の建築に関わる関係者などと直来(なおらい)をする事が一般的でしたが、途中で今までの工事の無事と無事棟上げが終了したお礼として、職人さんや建築関係者に祝宴を開き、食事やお酒をふるまうことに代わっていき、昨今では、現場へ行くのに車で来たり、移動する人がほとんどなので、上棟式の終了後に祝宴でアルコールなどを飲むことができなくなり、祝宴事態をしないことが多くなりました。そのため、現場でお酒や食事をふるまう代わりとして、食事やお酒を持ち帰っていただくというようになったことから手土産を用意するようになりました。

どのような物を手土産にするの?

一般的に多く用意される手土産は、お赤飯、紅白饅頭、お酒の小ボトルやビールが主流で、その他には紅白饅頭ではなく、その代わりとなるお菓子やおつまみ系のものを用意して手土産にしたり、施主の方が働いている皆さんの年齢層や好みなどを考えて用意する場合が多く、その内容は様々です。地方や土地柄によっては定番の品などがあったりする場合もあるので、工務店やハウスメーカーの方にどのような物が手土産としてよく使われるかなどを事前にリサーチしておくのも良いでしょう。手土産を用意するかしないかに関しても施主の方の意向により用意する、しないが分かれる場合もあります。

手土産は必ず用意しなければいけない?

まずは工務店やハウスメーカーの担当の人の方に相談してみましょう。通常は昼食や午前午後の休憩時間に「差し入れをお願いします」などとお願いされることが多く、ご祝儀や手土産に関しては施主の気持ち次第というパターンが多いようです。ハウスメーカーなどによっては、「ご祝儀は受け取りませんので用意しなくて問題ありません。」などということもあり、そのような場合ご祝儀は用意せず、かわりに手土産を用意してお渡ししようなど、皆さんの感謝の気持ちをそれぞれ表したものを用意します。ご祝儀を出す場合、この手土産はしないケースなども施主の方の意向により様々です。

予算はどの位で用意する?

ご祝儀を出す出さないにも関わってくると思いますが、予算の目安はご祝儀を渡さない場合で折詰のお弁当なども加える場合の予算は3千円から5千円くらいでお酒もセットにして渡すことが一般的です。ご祝儀を皆さんに渡したうえで手土産も渡す場合は折詰のお弁当などは用意せず、お酒やビール(好みによる)とお赤飯、紅白饅頭(おつまみやお菓子などでも可)などで2千円から3千円程の手土産を作って職人さん方に渡します。お赤飯や紅白饅頭は多少多めに用意して、お祝いにかけつけてくれたご友人やご近所さん、工務店やハウスメーカーの方に渡すのも、幸せのお裾分けとして最適です。お祝いのお酒などをいただいた方にもその場でお返しができるので一石二鳥です。

のし紙や表書きはどうすれば良い?

手土産ののし紙は、個々に掛けることができるものにはつけてもらうようにします。例えばお赤飯や紅白饅頭、折り菓子などは購入先で上棟式のお祝いということをいうと無料でつけてくれることがほとんどです。お赤飯はご自身で作って入れ物に入れて渡す場合は文房具店や百円ショップなどで売っているのし紙を購入してきてつけて渡すとより丁寧となります。のし紙は紅白の蝶結びの水引のものを用意し、表書きには「御祝」や「上棟式御祝」などと書いて下段には施主の名字を書いて用意します。ビールであれば缶ビール6本入りのものにのし紙を掛けたり、お酒であればその箱につけてもらうようにします。

手土産準備で注意する点やお勧めの点は?

手土産で注意する点は、季節などにもよりますが、できるだけ日持ちするものがお勧めです。お赤飯や紅白餅は、あまり日持ちはしませんが、かわりに何か別の品を入れる時にはこの日持ちするものは意識して用意すると、意外と喜ばれます。ビールなどは飲む飲まないもありますし、帰りの車の中で飲んでしまうようなことがないように? ビール券などもお勧めです。ビール券であれば持ち帰りの際に荷物にならないですし、お酒が飲めない人もジュースなどの飲み物に変えたりすることができます。

最後に

上棟式は行うおこなわないにしても手土産を用意する施主の方は多くいます。職人さん方にとっては施主の方に何か気持ちを込めてしていただけるというだけで嬉しいという声をたくさん聞きます。無理をしてたくさん良いものを用意するより、できる範囲で用意できるものを、心を込めて選んで差し上げるということで気持ちは皆さんに伝わるのではないでしょうか。

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