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快気祝いと快気内祝いの違いとマナー

病気やケガなどで入院して気分が下がり気味なときにお見舞いに来てくれた方々や看病して元気づけてくれた人たちに病気がケガが治って退院したときには感謝の気持ちを込めて快気内祝いや快気祝いを贈ります。病気やケガで辛いときにお見舞いに来てくれた方へどのようなものを贈ったら良いのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。一般的によく贈る定番の品などはあるのか、おすすめの品などがあるのか気になるところです。ここでは、快気内祝いや快気祝いの違いに関してやおすすめの品、快気内祝いのマナーなどをまとめてご紹介したいと思います。

快気内祝いと快気祝い

快気内祝いや快気祝いとは、病気やケガで入院していた時にお見舞いに来てくれた方やお見舞いの品をいただいた方々へ感謝の気持ちを込めて贈る贈り物です。本来は全快したことを祝って近所の方などを招いてお祝いのお裾分けをするものでしたが、現在では入院中に御見舞金やお見舞いの品などをいただいた方への「退院の報告」と「感謝とお礼」を込めて快気内祝いや快気祝いを贈るというニュアンスになっています。

●快気内祝い

退院をしたけれども全快ではなく、引き続き通院や自宅療養を続ける際に贈る内祝い

●快気祝い

病気やケガが完治して全快の際に贈る内祝い

快気内祝いと快気祝いのマナー

●のしのマナーと表書き

通常のお祝いののし紙とは若干異なり、ケガや病気が再び繰り返しておこらないように、一度結んだらほどけない「結び切り」の水引ののし紙を使用します。

表書き

「快気祝」「全快祝」・・・病気やケガが全快の場合

「快気内祝」・・・全快ではなく、引き続き通院や自宅療養を続ける場合、または取り急ぎ退院したことの報告と入院中のお見舞いをいただいたことに対するお礼、お見舞いは頂いていないけれどお世話になった方やご近所などに贈る場合

「御見舞御礼」・・・お見舞いをいただいたけれどしばらく入院が長引きそうな場合や退院したけれど自宅療養などが続く場合、本人が亡くなってしまった場合

●注意する点

皆さん意外と間違えやすいのが、「退院祝い」と「快気祝い」。この二つは実は全く違うお祝いなので、快気祝いを贈る際には間違えないように注意しましょう。

退院祝い・・・病気やケガで入院していた方に贈る贈り物

快気祝い・快気内祝い・・・病気やケガで入院していた人がお見舞いに来てくれた方へ贈る贈り物

快気内祝いを贈るタイミングは?

快気内祝いを贈る時期というのは必ずいつまでに贈らなければいけないという決まりはありません。しかし、贈る本人が元気ですぐにでも通常の生活に戻れるほどでしたら1週間から十日ほどを目安に快気祝いの品を用意して渡すようにします。

出来れば会って元気な姿を見せてお礼の挨拶ができれば一番ですが、相手の方の都合もありますし、自分自身も退院したばかりですので、無理はせず遠方な方や時間の都合など合わせずらい場合には、お礼と直接会って渡せないことをお詫びし、無事退院して元気になった事の報告や入院中のお見舞いのお礼と感謝を記載したメッセージや手紙を添えて郵送するようにします。

退院はしたけれども引き続き自宅療養や通院をしなければならない場合で、その療養の期限いつ頃までというのが大体決まっている際は、無理をせず回復した時点(約1カ月)を目安に快気祝いを贈るようにします。皆さんケガや病気の様子を心配してくれている可能性が高いので、退院の時の状況から、現在の状況などを簡単で構わないので報告できるような内容のメッセージや手紙を添えて贈るようにしましょう。

快気内祝いにおすすめの品と喜ばれる品

快気内祝いは病気やケガが治ったことを祝ってするお祝いですので、できるだけ後に残らない「消耗品」が良いとされています。

●洗剤や石鹸

快気内祝いには「病気やケガを洗い流す」、「病気やケガを水に流す」という意味で快気内祝いでは定番の品といってもよいでしょう。現在はおしゃれな洗剤セットや身体や環境にやさしいオーガニックの洗剤や石鹸などさまざまな品があるので、普段の生活ではなかなか使わないような、または皆さんが使ってみたいと思う海外ブランドの洗剤や石鹸などを感謝の気持ちを込めて快気内祝いで贈ればとても喜んでいただけるでしょう。

●お菓子

お菓子もまた食べてしまえばなくなるという「消え物」です。お菓子であれば贈る相手の方の好みに合わせることができますし、相手の方がご家族であれば量が多めのもの、ご夫婦のみであればお二人で楽しんでいただける高級な和菓子などと相手により選ぶことができます。注意する点は生菓子などの賞味期限が短いものはできるだけ避け、個別包装してある賞味期限が比較的長いものを贈ると良いでしょう。

●飲み物

飲み物も飲んでしまえばなくなる「消え物」です。職場の方など、ご迷惑をかけたということで、皆さんに配りたいときなどは、スティックタイプのインスタントコーヒーや本格的な味が楽しめるドリップコーヒー、スティックタイプのお茶やティーバックなどちょっと有名なブランドのものなどを部署の方皆さんで分けて楽しんでいただけるような品であると配りやすいです。

一人一人へしっかりお礼をしたいと思う方は「プチギフト ドリップコーヒー」「プチギフト 飲み物」などでインターネット検索すると300円位からでも一人ずつしっかり包装してくれる飲み物が見つかります。お子さんがいるご家庭などへは果汁100%のジュースなども喜ばれる贈り物となります。

最後に

同じようで少し違う快気祝いと快気内祝いですが、どちらも違いがありますので、しっかりと区別して贈るようにすると相手の方にも自分の状況などが伝わるでしょう。できればしっかりとお礼状やお礼のメッセージを短くて構いませんので、贈り物に添えて感謝の気持ちを伝えるとより相手の方に気持ちが伝わるでしょう。

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