スポンサーリンク



還暦祝いに贈るおすすめの花【贈るときのポイントと注意点】

還暦祝いのプレゼントといえばまず「赤いもの」と考える方は多いのではないでしょうか。そして、お祝い事の際に必ずといってよいほど贈って喜ばれるのは「花」のプレゼントと言ってもよいでしょう。還暦祝いには、皆さんさまざまなプレゼントを用意されていると思いますが、その中でも特に「花」はお祝いの席に華を添える必需品です。ここでは、還暦祝いに喜ばれる花のプレゼントを贈る際のポイントや注意点、どのようなお花があるか、そしてどこで購入するかなどをまとめてご紹介したいと思います。

還暦とはどのようなお祝い?

還暦とは満年齢で60歳のことをさし、還暦祝いはその満年齢で60歳(数え年61歳)を祝う長寿祝のお祝いの一つです。

現代の60歳はまだまだ若く、子供なども社会人となり独り立ちしていたり、もうすぐ退職する年齢となるので、これから人生を謳歌しようという方が多い年齢といっても良いでしょう。また、干支(えと)と十二支を組み合わせた干支(えし)が60年で一巡して再び生まれた年の干支にかえるということから、文字通り「暦(こよみ)が還(かえ)る」ということになり「還暦」,または「本卦還り(ほんけがえり)」などといわれます。還暦のお祝いは60歳まで何事もなく生きてきて、これからも元気に人生を楽しんでくださいといったニュアンスでお祝いすることが現在の還暦祝いといっても良いでしょう。

還暦祝いのイメージカラー「赤」はどこから来たの?

還暦のイメージカラーといえばすぐに「赤」ですが、なぜ「赤」なのかという事を知っている方はあまりないようです。長寿のお祝いにはそれぞれイメージカラーがあり、意味があります。還暦の「赤」にはどのような意味があるのかというと、昔から日本では、赤い色には「魔除け」や「病気除け」の意味があり、昔は生まれたばかりの赤ちゃんの産着には魔除けのため赤色が使われていたのです。そして、還暦では「生まれ変わり」をイメージして還暦を迎える方に産着に見立てた「赤いちゃんちゃんこ」を着せて「魔除け」や「病気除け」を願うという所から「赤」がイメージカラーとなったとされています。

還暦祝いで花を贈るときのおすすめとポイント

●還暦のテーマカラーを基準にアレンジメントフラワー

還暦祝いのテーマカラーである赤のお花を中心にバラやカーネーション、ダリアなど赤系のお花にピンクや黄色、白色の差し色を加え、季節の花なども取り入れもらい明るく華やかに仕上がるようにお花屋さんにお願いしてみましょう。アレンジメントフラワーはネットショップでも購入可能ですが、実際の花や雰囲気、大きさなどが異なることがあるため、事前にフラワーショップなどへ行き、店員さんと相談してイメージなどを伝えておくと実際にお花を贈る日までに素敵なお花を用意してアレンジメントフラワーを作ってもらう事が出来ます。当日に行ってその場でアレンジしてもらうとイメージに合う花がないという場合もあるので、事前に予約することをお勧めします。

●還暦のテーマカラーを基準にした花束

お祝いに参加される皆さんで相談して還暦の60歳を記念して60本の赤いバラの花束を贈るという事はとても人気です。60本のバラの花束を受け取るなんてとても素敵で誰もが喜ばずにはいられないのではないでしょうか。職場一同としての贈り物でもよいですし、家族での還暦祝いにみんなで何本か手に持って主役に一言お祝いの言葉をかけて渡したりすると意外なサプライズになったりもして喜んでもらえます。

●手入れの少ないプリザーブドフラワー

プリザーブドフラワーとは、生花を特殊な液体につけて加工した花で、お水の交換の心配がなく、お花の美しさを長く楽しむことができるお花です。毎日の水の交換などが苦手な方や男性にもお花の美しさを楽しんでいただけるので人気があります。プリザードフラワーで作った花時計や写真フレームなどは色の発色もとても綺麗で想い出の品として飾ってもらうには最適なプレゼントになります。

●お祝いとしてふさわしいお花を

お花だけで存在感を出したい場合や親戚ではなくお世話になった恩師や会社関係の方のお祝いである場合などは高貴で気品がある胡蝶蘭など鉢植えの花を贈ることもお勧めです。胡蝶蘭の花言葉には「幸福が飛んでくる」という意味があり、お祝い事では人気の高い贈り物です。胡蝶蘭は水やりもそれほど大変ではない割に花が咲いている期間が長く、また次の年も花を咲かせてくれたりするので、お花好きであればお世話をする楽しみも増えます。

●メッセージカードを上手に活用

お花屋さんでお花を購入するときは大抵メッセージカードを付けてくれますが、メッセージカードには日頃よりお世話になっている感謝の言葉や、これからも“元気に第二の人生を楽しんでください”などの言葉を自分なりに考えてお花に添えて贈るととても喜んでもらえるでしょう。お花を選ぶ時は事前に還暦を迎える方の好きな花を調べたり、花言葉を調べて還暦祝いにふさわしいお花をフラワーショップの店員さん任せではなく、自分で選んで花束にしてもらうという事も相手のことを思って贈る素敵な贈り物になるのではないでしょうか。

お祝いのお花を贈るときの注意点

●お花を贈るタイミング

自分で手渡しできる場合は手渡しがベストですが、場所が遠方である場合など、持ち運びが大変になる場合は、お花を自宅や会場(レストランやホテルなど)へ送るという事でもよいでしょう。自宅へ送る場合は相手の都合や到着の時間帯に注意して届くようにします。レストランやホテルなどのお祝いの会場へ送る場合は、あらかじめお店やホテルなどにもお花が届くことを伝えておくようにし、フラワーショップには注文時に、会食の開始時間をしっかり伝えておけば、それより事前に届くよう、配達してもらう事が可能な場合がほとんどです。

●お祝いの贈り物にはふさわしくないお花も?

お祝いの贈り物としてふさわしくないお花は、仏花として使用されることが多い菊や花が落ちるときの様子が、首が落ちるように見えることから縁起が良くないといわれる椿、花言葉がお祝いにふさわしくないお花などは避けるようにしましょう。せっかく贈ったお花にあまり良くない花言葉があったりすると、あまり嬉しい気持ちはしませんし、失礼にあたってしまう事もあるので、事前にフラワーショップなどの方に花言葉を聞いたり、自分でインターネットで調べておくという事でもよいかもしれません。

●持ち帰る時に大変でないもの

自宅でお祝いする場合には問題がないですが、自宅以外での場所でお祝いをする場合は、持ち帰る際にあまり大変でないものを選ぶことをお勧めします。車などで来ている場合はさほど気にならないかもしれませんが、電車で帰る場合などは、持ち帰りが便利なお花にすることを心がけます。鉢植えのお花などを贈る場合はお祝いの前日などに自宅に届くように送るなどの配慮をすると良いかもしれません。

還暦祝いの花はどこで購入する?

還暦祝いの際のお花はどこでどのように購入したらよいという方は多いかと思います。突然フラワーショップに行っても欲しい花がそろっていないということもあります。そのような時、インターネットショップで「還暦祝い 花購入」などで検索をかけると還暦祝いようにアレンジされたお花がたくさん見つかります。しかし、実際にネットで見たものと同じものが届くのか不安だし、自分でしっかりと見てアレンジもお願いしたいというときは、自分好みのフラワーショップを見つけて事前にどのような花を贈りたいか、そして還暦祝いにふさわしい花束やアレンジにしてもらえるかなどを親身になって相談にのってくれるフラワーショップを見つけて、還暦祝いのお花を用意するのもよいでしょう。

最後に

お花はお祝い事のプレゼントにはとても喜ばれますし、その場の雰囲気を明るくしてくれます。還暦祝いにお花を贈ろうと考えている方の参考にしていただき、誰もがハッピーになれるようなお花選びの手助けになれば幸いです。

スポンサーリンク