還暦祝いを迎える方にプレゼントを考えているときに、贈る相手が焼酎好きというのを知って、焼酎をお祝いに贈ろうと考えている方は意外と多くなってきているようです。しかし、焼酎にはたくさんの種類があり、数ある焼酎の銘柄の中からどのようなものを選べばよいかというのが分からないので、焼酎を贈るのをあきらめてしまうという方もいます。ここでは、還暦祝いとして焼酎好きの方にあった焼酎の選び方や焼酎をさらに美味しく飲むために、焼酎と一緒に贈るとさらに喜んでもらえるもう一品などをまとめてご紹介したいと思います。
還暦とは？
還暦とは満年齢で60歳のことをさし、還暦祝いはその満年齢で60歳（数え年61歳）を祝う日本の長寿祝いの習わしの一つです。干支（えと）と十二支を組み合わせた干支（かんし）が60年で一巡して再び生まれた年の干支にかえるということから、文字通り「暦（こよみ）が還（かえ）る」ということになり「還暦」,または「本卦還り(ほんけがえり)」といわれます。今では60歳といっても長寿の内には入らないほど元気な方ばかり。現役で働いている方も多いので、お年寄り扱いなどせず、これからの人生にプラスアルファで楽しんでいただけるようなプレゼントをセレクトしてみましょう。
焼酎と焼酎の種類
ここではまず焼酎の基本を学びます。お酒を飲まない方でもプレゼントに焼酎を考えている方は是非参考にしてみてください。
焼酎とは
日本酒の作り方とほぼ同じですが、最後に蒸留するものが焼酎とされています。アルコール分は20～45％以下の日本の代表的な蒸留酒です。酒粕、みりん粕などを蒸留したものと、穀類や妻芋を発行させたもろみを蒸留したものとがあり、「粕取り焼酎」や「もろみ取り焼酎」というように大きく2つに分けられます。粕取り焼酎は清酒を搾った後の酒粕に残っているアルコールを利用し、酒粕を発酵させた後に、蒸気が通りやすいようにもみ殻を加えてよく混ぜ、蒸留したものをいいます。「もろみ取り焼酎」は麹と水と酵母を加え発行させ、一次もろみを作り、これに各種の原料を加えて二次もろみとし、発酵させて蒸留します。加える原料により芋焼酎、麦焼酎、米焼酎、泡盛、黒糖焼酎、そば焼酎などとなるのです。
喜んでもらえる焼酎を贈るにはどうすれば良い？
焼酎には芋焼酎、麦焼酎、米焼酎、泡盛、黒糖焼酎、そば焼酎などさまざまな種類があり、味に好き嫌いがはっきりとわかれることがあるので、焼酎を贈る場合には事前に贈る相手の好みをリサーチします。近年、焼酎は健康志向が高い方にも人気が出てきているので、お酒が好きな健康志向の高い方にも喜ばれる贈り物となって来ているようです。
●味の好みをリサーチ
還暦を迎える方の焼酎の好みやいつも飲んでいる焼酎の種類などを何気なく聞き出したり、一緒に飲みに行ったときなど、さりげなくチェックしたりして、喜んでもらえる焼酎を見つけ出しましょう。
●記念に残る焼酎を贈る
還暦祝いという記念のプレゼントですので、焼酎の種類もさることながら、記念に残る名入れ焼酎を贈るのはいかがでしょう。ラベルに手書きで名前やメッセージを書いてくれるお店もありますし、焼酎の瓶に名前を彫刻してくれるところもあります。焼酎も贈る方の好みの種類のものが選べたりするので、飲んでしまうのがもったいないような世界でたった一つの素敵な贈り物になること間違いなしです。
●焼酎と焼酎を楽しむための品を一緒にプレゼント
予算に余裕がある方は焼酎と一緒に焼酎を飲むときに一緒に楽しめる焼酎とサーバーのセットや焼酎と焼酎と飲むためのカップやグラスがセットになった贈り物もあります。焼酎を贈りたいけれど、お酒に詳しくなかったり、好きな種類が分からないなどという方はサーバーとカップ、またはグラスなどがセットになった焼酎を楽しむための贈り物でも喜んでもらえるでしょう。焼酎サーバーは、焼酎を入れておくことで焼酎の味がまろやかになるといわれています。優雅に晩酌を楽しみたい方や、いつもの焼酎を飲み比べてみたい方へのプレゼントにはお勧め。飲まない間も飾っておくだけで人目を引くちょっとおしゃれなサーバーもたくさんあります。名入れやメッセージを入れることもできるのでこちらも喜んでもらえますね。
●特別なお祝いだからちょっと楽しみなプレゼント
いろいろな有名な産地の焼酎がセットになった「焼酎の飲み比べセット」。なかなか手に入らないものや、人気の銘柄がセットになったものなど、その時々で様々な飲み比べができるものが販売されています。焼酎好きにはたまらないプレゼントになること間違いなしです。
焼酎はどのように購入すれば良い？
百貨店やリカーショップなどでも購入できますが、色々な種類のものを比較したり、特定の銘柄が決まっているようであれば、インターネットで検索して購入する方法が最も簡単だと思います。特に、名入れ焼酎や名入れサーバー、カップなどを検討している場合、店頭では扱っていると事を探すのが大変です。しかし、インターネットで「名入れ 焼酎 ○○（好きな種類の焼酎）」などと検索をするとたくさんの種類が出てきますので、その中から贈る相手に合うものや自分の予算などで簡単に決定することができますし、名入れの方法も、ラベルに書いてもらうのか、彫刻するのかなどもお店によって様々ですので、好きなタイプのものができるお店を探し出しましょう。きっと納得のいくものが思ったよりも簡単に見つけることができます。
最後に
焼酎にはさまざまな種類や銘柄があり、選ぶのにちょっと迷ってしまいそうですが、還暦のお祝いで記念に残るものという事であれば、名入れやメッセージを刻んでプレゼントを贈ると、開けた時のビックリした顔と喜んでもらえた時のその笑顔が贈ってよかったと思う一番の楽しみとなります。是非、あなたの大切な身近の方にも贈ってみてはいかがでしょう。