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妊娠中のお墓参りに関して知っておきたい7つの事

妊娠中は普段あまり気にならに様な事がついつい気になってしまうことってありますよね。その中の一つとして、妊娠中でもお彼岸やお盆などは恒例行事としてお墓参りに行くことがあるかと思います。しかし「妊娠中にお墓参りに行く事ってどうなんだろう?」などといつもは気にならないことが気になったり、お墓参りに行くときに鏡を持って行った方が良いと言われたけれど何故なんだろう?ここでは、そんな妊娠中のお墓参りに関して疑問に思うことや気を付けたり、注意したりすると良いことをご紹介したいと思います。

妊娠中にお墓参りに行っても大丈夫?

周りの人から妊娠中にお墓参りに行かない方が良いのでは?などと周りの人から言われたけれど、なぜかを聞いても答えはハッキリと返ってこない…。妊娠中だからお墓参りは行かない方が良いのだろうか?と悩まれる方もいらっしゃると思いますが、妊娠中のお墓参りはご自身の体調に問題がなければお墓参りに行くこと自体は全く問題がありません。ご先祖さまや故人へ子供が授かり生まれることの報告もできることから、良い事であるとも言えます。

 

妊娠中のお墓参り「控えるべき」と言われた理由

昔はお葬式などの場に妊婦さんは参列しない習慣があったことや、お葬式に参加すると赤ちゃんが死者の世界に連れていかれるという言い伝えもありました。そして、土葬が主流だったこともあり、伝染病などがお墓の周りで広まり、命をなくす人もいたほどです。そんな場所に抵抗力が下がっている妊婦さんを連れて行くという事自体がとてもよくない事でした。現在では火葬が一般的になっており、医療も発達しているので通常死者から感染病が移るという事はありませんし、お墓参りに行って赤ちゃんが死者の世界へ連れていかれるという事はありません。縁起が悪いなどという事もありませんので安心してお墓参りに行って大丈夫です。しかし、昔の人が「妊婦さんはお墓参りには行かない方が良い」と言っていたことは事実で、理由は、昔はお墓がある場所が山の上や上り下りの多い場所にあったりすることで、足場が悪い場所が多かったり、夏や冬場などの場合、長い間外にいると体に負担がかかり良くないという事が一番の理由であったようです。ご自身の体調と相談してお墓参りに行かれることが一番ですし、お住まいの地域で妊娠中のお墓参りは控えた方が良いという事であればそれに従う事も必要かもしれません。そんな時は、無事に赤ちゃんが生まれてから報告を兼ねてお墓参りをされればよいでしょう。

お腹に鏡を入れてお参りするって本当?理由はなぜ?

通常は妊婦の方がお葬式に参列するときに言われていた迷信で、現代でのお墓参りでは鏡をお腹に忍ばせてお墓参りをする地域はほとんどないのではないでしょうか。鏡をお腹の中に入れていく事は赤ちゃんを連れ去ろうという悪い例を跳ね返せることが出来るという迷信から来ていました。しかし、今でもこの習慣や風習が残る地域もあります。鏡には強い魔力がある・神様が宿ると信じられていたことから来ていたようで、科学的根拠はないのですが、昔からの迷信だからと気になる方もたくさんいると思います。昔は「さらし」の腹帯に挟んでいくのが一般的でしたが、今では「さらし」を巻く人もほとんどいなくなっていますので、鏡を外側にしてポケットなどに入れて行けば魔除けになりますね。邪魔になる物ではないので、気になる場合は忍ばせて行ってはいかがでしょう。不安な気持ちでいるよりは、お母さんが安心していないと赤ちゃんも不安になってしまいますからね。

妊娠中のお墓参りで注意する点

●体調に合わせて行動しよう

妊娠は病気ではありませんが、悪阻(つわり)や調子が悪くなることが多くありますし、妊娠前と比べると体も自分の思うようには行かない場合が多くなります。体調が悪いときは無理をせず、お墓参りも調子が良いときであれば参加し、あまり調子が良くないときは控えるようにします。

 

●服装に気を使い出かけよう

日差しの強い夏や寒い冬などにお墓参りに行くときは服装にも気を使って外出するようにします。夏であれば日差し対策であまり肌を露出しないようにすることや、大き目の翼のついた帽子をかぶっていくなどします。冬であれば冷え込みますので、厚手のタイツやパンツルックで出かけるなど各季節により日差しや冷え対策をしてお出かけすることをお勧めします。無防備に出かけて体調を悪くしてしまうと、おなかの赤ちゃんにも影響することもありますので気を使うようにしてください。そして一人で行くようなことはせず、必ず誰かと一緒に出掛けるようにしましょう。

●足元には十分注意しよう

地方の墓地などは階段などの段差が多かったり、古い墓地であったりすると足元が悪い場所が多いです。お腹が大きくなってくると足元が見えにくかったりして転倒などしかねません。足元の悪い場所を歩く時は人の手をかりるなどして注意して歩くようにしてください。

最後に

妊娠中でもお墓参りに行く機会があれば、赤ちゃんが生まれることをご先祖様へ報告することができます。しかし、妊娠中は体調などが変わりやすい為、体調と相談しながら無理のない範囲でお墓参りに行くようにすると良いでしょう。体調が悪くお墓参りに行くことが出来なかったとしても、故人のことを想い偲ぶだけで立派な供養になります。一番大切なことはお母さんが不安になったり心配したりすることが無いようにすることが先決ですから。

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