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新築祝いでの施主の挨拶【挨拶の流れと文例】

新築祝いでは、家の引き渡し時に家を建てる時に関わってくれた建築業者や工務店の方などを招いてする新築祝いと、友人などを招いて家のお披露目会をする新築祝いなどがあり、それぞれ施主の方は来ていただいた方たちへお礼の挨拶をする場があります。人生の中でそう何度とある事ではないので、初めての挨拶となる方も多いのではないかと思います。ここでは、新築祝いでの施主としての挨拶をどのようにすればよいか、そして挨拶の流れや文例をまとめてご紹介したいと思います。

新築祝いでの施主の挨拶はどんなことを話せばよい?

夢のマイホームを新築して、とうとう引き渡しとなる新築祝いや入居して友人や親戚を招いてのお披露目会の時などにホスト(主催者)としてしっかりとした「挨拶をしなければ」とは思っているものの、どのような事を話せばせっかく来てくれた皆さんの期待に応えるような挨拶ができるかわからないという方は多いのではないかと思います。まずはどのような場での挨拶になるかを見てみましょう。

●家の引き渡し時での新築祝い

新築の引き渡しの際の新築祝いは基本的にはその家に住む家族と両親、建築業者や工務店、設計士さん、その他、家を建てる際に関わってくれた方々を招いて引き渡しと家のお披露目会として新築祝いをすることが一般的ですが、その際にはやはり施主として工事に関わってくれた皆さんにこれまでのお礼を兼ねてしっかりとした挨拶をすることが望ましいといえます。

●友人や親戚を招いての新築祝い

友人や親戚を招いての新築祝いは、新しい家のお披露目会として自宅に皆さんを招いてお祝いをしますので、気の知れた皆さんでワイワイとにぎやかにお祝いしたいですね。そんな中で新築祝いをいただいたことや新築祝いの当日に忙しい合間を見てきてくれたことに対するお礼を兼ねて挨拶をする必要がありますので、あまりかしこまっていなくても、しっかりと心のこもった挨拶ができると望ましいです。

挨拶の内容を考える時のポイント

新築祝いの挨拶を考える時のポイントとしては下記のポイントを参考にしながら文を考えてみると比較的まとまりのある分が出来上がります。

①初めに、当日新築祝いに来てくれたことへの感謝の気持ちを伝える

引き渡し時の新築祝いの場合は、工事に関わってくれた方々に今までの工事に関する感謝の気持ちや労いの言葉を述べるようにします。

例:本日はお忙しい中、私共の新築祝いにお集まりいただき誠にありがとうございます。

②新築祝いなどをいただいた場合は合わせてお礼の言葉を述べる

例: その上過分なるお祝いまで、いただきまして誠にありがとうございます。皆様のご支援のおかげで無事、家の完成を迎えることができました。

③-1建築業者や工務店の方々を招いての新築祝いの場合

建築当初の不安や建築途中での出来事、最後までこだわり続けた点や出来上がった感想など素直に嬉しかったことや感動したことなどを挨拶の中に織り込みます。

③-2自宅での気の知れた人達を招いての新築祝いの場合

夢のマイホームが実現した感想や喜びを交えて、新しい家の周囲の環境など紹介し、家を建てるにあたり、こだわった点や新しい家の周囲の環境などを紹介する内容を挨拶の中に織り込みます。

④最後にもう一度お礼の言葉を述べる

食事の用意などがある場合は食事などの案内もするようにします。建築業者や工務店の方々を招いての新築祝いの場合には「皆さんの協力に対するお礼」を再度盛り込んで、自宅でお披露目会として友人などを招いてするときは、丁寧なあいさつというよりは全体の挨拶を簡素にまとめ、乾杯の音頭で締めくくっても良いでしょう。

新築祝い挨拶文例

文例1本日はお忙しい中、私共の新築祝いにお集まりいただきましてありがとうございます。思えば建築に関して右も左もわからぬ私たち家族が立派な家を構えることができたのも、ひとえに皆様のひとかたならぬご努力、ご協力あってのことだと思っております。本日、大変立派な家ができあがったのを拝見し、家というものがこれほど多くの方のご努力でできあがるものとは思ってもみませんでした。皆様に家づくりをお願いして本当によかったというのが、今の私共の心境であります。これからこの新しい家は、我々家族の暮らしを見守ってくれる場所となるので、私どもとしてもこの家を大切にしていきたいと考えています。折りを見て必要なメンテナンス等も施していきたいと思っておりますので、みなさまにはその節にも引き続きお世話になれればと思います。お忙しいところお手を煩わせることもあるかと思いますが、どうか末永く、ご助力いただければ幸いです。簡単ではございますが、感謝の意を込めましてささやかな宴をもうけさせていただきました。少しでも皆様のねぎらいになれば施主として幸いに存じます。 最後に、ここにお集まりの方々の益々のご発展を祈念いたしまして、簡単ではございますが、お礼の挨拶とさせていただきます。

文例2

本日はお忙しい所、我々の新築祝いにお集まりいただきありがとうございます。そしてたいそうなお祝いの品などをいただいてしまい誠に恐縮です。重ねてお礼申し上げます。子供たちが小さなうちにと思っていながらもようやくここにきて念願のマイホームを建てることができました。場所的には私の通勤には多少時間がかかるようになりましたが、子供達や妻が毎日生活する場所としては、家族一同とても満足している立地です。このような条件の良い場所に巡り合うことができ新しい家を建てることができたのは本当に良かったと思っています。新築お披露目会ということですが、あまり堅苦しい場にはしたくないので是非、皆さんリラックスして、楽しんでいってください。ささやかですが、妻と娘たちが腕を振るって料理をしておりますので堪能していってください。今日は、ほんとうにありがとうございました。

最後に

念願のマイホームの完成に、新築祝いとしてたくさんの方が来てくださったお礼の場です。家づくりにかけた自分の夢が実現した喜びや、なぜこの場所を選んだかなどをポイントに挨拶をしてみましょう。そして、家族を含め、多くの方々の協力に対しての感謝とねぎらいの言葉などを入れればきっと素敵な新築祝いの挨拶ができることでしょう。

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