身近な人への新築祝いには何を贈ろうか悩んでしまうことってありますよね。新しく家を新築して引っ越すとなると、新しく買いそろえるものや買い替えをするものなどで何かと費用がかさんでしまうものです。そんな時役に立つものをお祝いとして贈りたいと考えている方には、商品券はとっても喜んでもらえる新築祝いの品の一つとなります。しかし商品券を新築祝いとして贈るには、ある程度のマナーと注意しなければならない点がいくつかあります。ここでは、そんな商品券を新築祝いに贈ろうかと考えている方へ、商品券を贈る際のマナーや注意する点などをまとめてご紹介したいと思います。
新築祝いに商品券はを贈っても良い？
最近ではカタログギフトや商品券は新築祝いの品として定番になって来ていますが、カタログギフトは相手の方に贈る金額がわからないのに対し、商品券は金額がはっきりとわかってしまうため、贈る相手によっては新築祝いの品としてふさわしくないと考える方もいます。しかし、自分が新築祝いをする方の両親であったり、兄弟、親戚などの場合、高額の新築祝いを贈る際に相手の方の趣味に合わないようなものを贈ってしまったり、使ってもらえるかわからないようなものを贈るのであれば、商品券は好きなものを選んでもらうことができます。商品券を贈ることはある程度のマナーをわきまえれば失礼にもあたらず、相手の方にも喜んでいただける品の一つです。下記では商品券を贈る時の簡単なマナーや注意する点をご紹介していきます。
商品券を贈る時のマナーと注意点はどんなこと？
新築祝いに商品券は贈っても大丈夫な方と、あまり良くない方といます。商品券は送った相手に必然的に金額が分かってしまいますので、商品券を贈るときには相手の方との関係などに注意して贈るようにします。
●商品券を贈っても良い相手は？
・身内や親戚で自分より年が下の方に対して
自分が贈る相手の両親であったり、伯父、伯母という立場であれば新築祝いの相場も比較的高額になりますので、何が欲しいかわからない場合や遠くに住んでいるのでなかなか会いに行けない場合などには商品券は受け取る側にとっても嬉しい贈り物となります。
・仲の良い友人
何か特別なものを贈りたいと思っても、欲しいものが分からない場合などは商品券は良い贈り物となります。特に男性が新築祝いを贈る場合、女性のように色々と考えて贈ることは意外と難しい為、商品券を贈って相手の好きなものを購入してもらうというのはお互いにとって良いチョイスと言えるかもしれません。
●商品券を贈らない方が良い相手は？
・自分より目上の方
自分より目上の方や年配の方に商品券を贈ると、「お金に困っている」や心を込めて選んで贈ったというよりは「選ぶのが面倒なので自分の好きなものを購入してください」というような意味合いで贈ったと取られてしまう事もあり、上から目線な贈り物として受け止めてしまう方もいるため、目上の方には現金や商品券は贈らないようにした方が良い、というのが昔からの考えです。
・ママ友など子供を通じての友人
ママ友などには新築祝いの品として商品券を贈るということは、やはり「お金に困っている」などと言うような意味合いで取られてしまうケースもありますし、新築祝い自体の相場観からしても2千円から5千円程度が一般的に贈られる品の金額ですので、この程度の商品券を受け取っても使い道に困ってしまったりする場合もありますので、喜んでもらえる品や遊びに伺う際に手土産を持って行く程度が相手にも気を使わせる心配がなくお勧めです。
商品券を贈る時の喜ばれる贈り方
●さまざまな店舗で使える商品券を贈る
商品券を贈る時はその地域だけで使える特定された店舗のみで使える商品券などではなく、全国的に様々な場所で使えるものなどが無難です。例えば全国百貨店共通商品券やクレジットカード会社が発行する商品券などですと利用できる店舗や購入できるものもさまざまですので贈られた側も自分の好みに合わせて利用できます。
●少額の金額を組み合わせて贈る
例えば2.万円の新築祝いを商品券で贈る場合、1万円を2枚贈るよりは1000円を20枚などにして使いやすい金額で送ると喜ばれます。クレジットカード系の商品券は百貨店共通券とは違いおつりが出ない事でも有名です。
●商品券と他の商品と組み合わせて贈る
新築祝いとして高額な商品券を贈る場合、金額が分かってしまうので、受け取った相手が気を使ってしまうのではないかと考える時などは、商品券プラス何か別の品と組み合わせて贈ることにより全体の金額もきっちりわかってしまうことはなくなりますし、「相手のためを思って選んだ新築祝いの品」も一緒に贈れば「相手のことを気にかけています」ということもプラスで伝わるのではないでしょうか。
●必ず新築祝いのお祝いメッセージを添えて商品券を贈る
特に郵送で贈る場合、商品券のみを新築祝いとして贈ってしまうと、受け取った方にはとても失礼になってしまいます。出来れば手書きで新築に対するおめでたいメッセージ、素敵な家庭を新しい家でさらに素敵なものにしてください、などお祝いのメッセージを添えて贈ることが一般的なマナーとなります。
最後に
商品券は全国様々な店舗で利用できるものにすると忙しい相手でも、新築の家に合うものを見にショッピングに出かけた時などに欲しいと思える品に使っていただくことができるので、上記でご紹介した贈るときのマナーや注意する点に気を付けて、喜ばれる贈り方を参考に受け取った方も、贈った方も嬉しくなるような新築祝いの品としてプレゼントしてみてはいかがでしょう。