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退院祝いの贈り物の金額相場はどのくらい?【相手別退院祝い金額相場】

自分の身近な人が入院していたけれど、入院中にお見舞いに行くことができなかったり、長期で入院していた親戚が退院したときなどにお祝いの気持ちを込めて退院祝いを贈ろうと考える方は多くいるのではないでしょうか。しかし、実際にお祝いを贈ろうとしたときに、どのような品をいくら位の相場で贈れば良いかさっぱりわからないという方が多いのも事実です。ここでは、退院祝いを贈ろうと考えている方へ一般的な相場を相手別にまとめてご紹介したいと思います。一般的な退院祝いの金額相場を参考にして、自分の大切な方の退院をお祝いしてみてはいかがでしょう。

退院祝いとは?

退院祝いとは、今まで入院していた方が退院した際に、その方の快復をお祝いする「贈り物」のことをいいます。中には入院中にお見舞いに行くことができなかったときなどに、お見舞いに代えて贈ることもあります。事情があってお見舞いに行きたくても行けなかったときなどは、ここでしっかり退院祝いをすることで、相手の方にもあなたが気遣ってくれているという気持ちが通じることとなるでしょう。一般的には、入院中のお見舞いか退院祝いのどちらでも良いとされていますが、長期の入院だった場合などには、どちらも贈る場合があります。お見舞いに行ったけれど、ようやく退院されてとても嬉しく、お祝いの気持ちを贈りたいと考えている場合など、退院祝いももちろん贈って問題ありません。注意しなければいけないところは、退院祝いと快気祝いは全く別のお祝いとなることです。勘違いしがちですが、快気祝いは入院していた方が入院中にお見舞いなどをいただいたお礼に退院した際に贈るもので、退院祝いは入院していた方へ贈るものとなるので注意が必要です。

退院祝いの相場は?

退院祝いを贈るときの金額相場ですが、お付き合いの度合いや退院祝いを贈る側のあなたと相手の関係性によっても金額が変わってきます。基本的にお祝いを贈るとお返しをすることになりますので、あまり高額な退院祝いをしてしまうと、かえって相手の方に気を使わせてしまうことになったり、負担となってしまうこともありますので、相場を一つの目安として決定すると良いでしょう。

●身内(自分の両親や兄弟、子供)への退院祝いの場合

自分の身内の場合は「助け合う」という意味合いで渡すことが多いので、暗黙の了解などで身内でのお見舞いや退院祝いの金額が一律されていることがあるため、配偶者の身内の場合などで金額が分からない場合は配偶者の方に確認してもらうことをおすすめします。その時に自分の身内の相場と違うこともあるかもしれませんが、そのような時は相手の相場で合わせるほうがよいでしょう。一般的には身内の退院祝いの相場は5千円から1万円の現金で包むことが多いです。あまり気を使わせたくない場合などは5千円を現金で包み、お菓子やお花など相手の好きなものを持って退院祝いに行くなどもおすすめです。

●親戚への退院祝いの場合

親戚の場合、親密さにもよりますが、一般的な相場は5千円から1万円が多くなっています。自分が伯父や叔母の立場であればやはり1万円を包み、目上の親戚(伯父さんや叔母さん)への退院祝いの場合は5千円など、相手の年齢や立場により金額を使い分けると良いでしょう。やはり目上の方にたくさんの金額を包んでも相手の方にお返しなどで気を使わせてしまったり、自分がお金に困っているなどと取られてしまってはせっかくのお祝いの意味も薄れてしまう事になりかねませんので、周りとも相談の上、決定するとよいかもしれません。

●友人への退院祝いの場合

友人への退院祝いの場合、相手に気を使わせない程度の品物で退院を祝うものを贈ることをおすすめします。一般的な金額相場は3千円から5千円程なので、現金を贈るよりはあなたの気持ちとして何か友人の方が元気になるような食べ物やお花など、相手の方の好きなものをプレゼントすると喜んでもらえます。お祝いをすると一番相手が気にすることはお返しですので、反対にお返しのいらないように、相手の方が元気になられたころを見計らい、食事やお茶に誘ってご馳走するなどと言うのが一番嬉しいことかもしれません。

●職場の同僚や上司、部下への退院祝いの場合

職場の同僚や上司への退院祝いの場合、個人的に渡す場合は3千円から5千円が相場と一般的に言われていますが、職場の場合はみんなでお金を出し合い、連名で贈ることが多いので、その場合は連名の人数にもよりますが一人千円から2千円で、まとめて5千円程にして現金または退院の贈り物をすることが多いです。自分が上司で部下へ退院祝いを渡す場合は連名ではなく個人で贈ることをおすすめします。自分の役職にもよりますが、5千円程が相場となります。

退院祝いの「のし紙」の表書き

退院祝いはお祝いとなりますので、のし付きの祝儀袋や掛け紙を掛けて贈るようにします。

水引:ケガや病気が再び繰り返しておこらないように、一度結んだらほどけない「結び切り」を使用します。

表書:一般的には「祝御退院」となりますが、退院から1ヶ月前後になってしまっている場合には「祝御快復」などとして贈ることができます。相手の方の病気やケガが完治していることが分かっている場合は「祝御全快」とします。はっきりと病状などわからないときは「祝御退院」としておくと無難です。

最後に

退院祝いの相場はあくまでも相手の方との関係性によって決まってくることが多いということと、家族や親戚の場合には決まった金額があることが多いので、事前に周りとの確認をしてから贈るようにすることが無難です。退院祝いを渡す時期やのし紙などの表書きには十分注意して大切な方の退院を祝って差し上げてください。

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