スポンサーリンク



友人へ贈る内祝いの品とマナー

たくさんのお祝い事がある中でも、学生時代からの友人や社会人になってから知り合った友人など大人になってからは貴重な交友関係となりますが、そんな友人から自分が結婚や出産したときなどに、「お祝い」をいただくことってありますよね。

友人が自分のため、自分の子供のためを思って贈ってくれたお祝いに対して、お礼として「内祝い」を贈ることはマナーといってもよいでしょう。しかし、実際にどのようなものを贈ったらよいのか仲良しな友人だからこそ悩んでしまうことってありますよね。ここでは、内祝いの基礎知識や仲良しの友人に喜んでもらえる「おしゃれな内祝い」の品や予算、贈る時期など内祝いに関するマナーをまとめてご紹介したいと思います。

そもそも内祝いとは?

内祝いとは本来、自分の家で家族にめでたいことがあった時に、身内や周りの方などを招いて喜びを分かち合う場を設け、その帰りに「これからもどうぞよろしくお願いします」という意味を込めて内祝いの品を贈ったりすることでした。もちろんお祝いをする際には招かれた方はお祝いの品を持ってくることが多かったのですが、お祝いをいただいた方のみではなく、いただいていない方にも「おめでたいことのお裾分け」として内祝いを贈る習慣がありました。

それらを総合して内祝いといっていたことになります。現在ではその意味合いも少しずつ変わってきており、お祝い金やお祝いの品をいただいた方に対して贈る品を内祝いとすることが多くなっています。

内祝いを贈る時期は?

内祝いを贈る時期は、基本的に内祝いを受け取ってから2週間から1ヶ月以内に贈るのが一般的です。ただし、出産祝いなどに関しては、赤ちゃんが生まれてから頂くことが多いので、初めのころは忙しくてすぐにお礼の内祝いを贈ることができないこともあります。そんな時は内祝いの品に添えるお礼状にバタバタで時間が過ぎてしまい遅くなってしまったことなどを書いて2カ月以内を目処に贈れば相手の方も理解してくださることでしょう。子供の節句や入学のお祝いなどは頂いてからできるだけ早く、2週間以内を目安に内祝いを贈るようにすると丁寧でしょう。

友人への内祝いの予算はどれくらい?

一般的な内祝いの金額相場は、頂いた金額の3分の1から半分の金額が目安とされており、現金ではなくお祝いの品をいただいた際も同じです。いただいたお祝いの品の大体の金額相場をチェックしてその金額の3分の1から半額程度のお返しの品を用意して贈ります。品物によっては、金額がはっきりわからないなどということもありますので、あまり神経質になりすぎることはなく、おおよその金額を目安にしてお返しをするということで問題ありません。

特に友人への内祝いの場合は金額をきっちり半返しとするよりも、3分の1でも構わないので相手の方が好きなものや喜んでくれるものを選び、お祝いの品に対する感謝の気持ちを手紙やメッセージで伝えて内祝いを贈ると相手の方もお祝いをしてよかったと思っていただけるでしょう。

友人に喜ばれる内祝いの品

友人に贈る内祝いの品を選ぶ際には、まず相手の方の家族構成や趣向などを考慮して何を贈るか考えると良いでしょう。連名でお祝いをくれた場合は皆さんにではなく、一人一人に内祝いの品を贈ることがマナーです。どのようにお祝いの金額を考えるかというと、いただいたお祝いに対して一人頭の金額を大体割り出し、その金額の3分の1から半分の金額で内祝いの品を用意するようにします。

●お菓子

定番といっても良いお菓子ですが、その種類や金額設定もさまざまです。大家族の方へは小分けになっている焼き菓子などでみなさんで楽しんでいただけるもの、ご夫婦や独身の方であればちょっと高級なお菓子と紅茶の詰め合わせ、ご年配の方へは有名老舗の和菓子など、贈る方に合わせて選ぶことができるのでお勧めです。お子さんがいるお宅であればかわいらしい形のクッキーなども喜ばれます。

●飲み物

こちらは健康志向や小さなお子さんがいるご家庭の方などであれば無添加ジュース、コーヒー好きな方には厳選された豆をドリップコーヒーにした高級コーヒーギフトやスターバックスのドリップコーヒーにしたり、紅茶であれば一度は飲んでみたいフォートナム&メイソンやマリアージュフレール、ティーバッグで贈るのであればウエッジウッドなどの詰め合わせがおすすめです。甘いものは苦手というお酒好きな方には流行りのクラフトビールや日本酒の飲み比べセットも人気です。

●ボディケア用品

若い女子などであれば人気ブランドの素敵な香りのするボディークリームやハンドクリームのセットなどは大変うれしいものの一つです。結婚の内祝いであれば新婚旅行で日本未発売のコスメブランドのボディケア用品なども喜んでもらえそうです。男性用でもメンズロクシタンなどおしゃれな男性用のギフトもあります。

●レトルト食品ギフト

こちらは独身貴族の方にはもらって嬉しいプレゼントではないでしょうか。高級ホテルや中華のレトルト詰め合わせや有名店のカレーとビーフシチューのレトルト詰め合わせなどは食べてしまえばなくなる「消え物」ですので相手の方にも負担にならずに気持ちよく受け取っていただける品となるでしょう。

●ギフトカード

連盟などでお祝いをいただいて一人の予算があまり高額にならないときなどはコンビニエンスストアやドラッグストアで使えるクオカードや音楽や読書好きの方であればAmazonやApple Storeのギフトカードなどを贈れば自分で好きな音楽や本をダウンロードすることもでき、金額も500円単位から購入することが可能ですので、贈りたい金額に合わせて選ぶことができます。毎朝コーヒーを飲んでから通勤するコーヒー好きの方にはスターバックスやタリーズコーヒーのギフト券もよいかもしれませんね。金額が分かってしまいますが、友人ということで喜んでもらえることを優先に贈れば問題なく、喜んで使っていただけることでしょう。

最後に

仲の良い友人だからこそ、あなたへの祝福の気持ちを「お祝い」という形にして贈ってくれています。そのような大切な友人に対して、親しい間柄でもマナーはおろそかにせず、感謝の気持ちを内祝いとして喜んでもらうことができる品を贈ってみてはいかがでしょう。

スポンサーリンク