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【結納】家族書と親族書の違いと書き方

結婚する前の両家で初めての儀式となる結納。結納の際には両家で「家族書」や「親族書」を交わすことが多いですが、実際に用意する段階にきて「どのようなもの」なのか、そしてその書き方や用意の仕方など、どのようにしたらよいのかよくわからないという方は意外に多いのではないでしょうか。ここでは、実際に「家族書」や「親族書」とはどのようなもので、その違いや書き方、マナーなどをまとめてご紹介したいと思います。

「家族書」と「親族書」とは?

「家族書」と「親族書」は結婚する二人の家族や親族などの続柄を書面に記したものです。昔の結婚は家と家の関係を築くという意味合いが強く、自分の家の家族や親族が結婚に同意し、お互いの家族や親族を紹介する意味を込めて取り交わす書でした。現在では両家の家族や親族を記した書面を交換することで相手の家族の名前を再確認したり、食事会などの時の話題が広がったり、年賀状を書く際に役立ったりすることもあります。

●「家族書」とは?

二等親以内の親族の名前と本人との続柄を記載することが一般的です。結納をする本人と同居している家族を記す場合もあります。(例:兄夫婦とその子供など)

※一親等:父・母 二親等:祖父母、兄、姉、妹、兄弟姉妹の配偶者とその子(同居している場合)など

●「親族書」とは?

三親等までにあたる親族と本人との続柄を記載することが一般的です。

三親等までとは、家族書同様の二親等プラス同居していない兄弟姉妹や祖父母、伯父伯母、叔父叔母、甥姪なども含まれます。

結納で「家族書」と「親族書」は必要?

「家族書」や「親族書」は自分達だけ用意して相手に渡すというものではなく、両家で取り交わすものです。したがって片方の家のみ用意したり、続柄や何親等までの範囲を記するかなどは事前に両家で話し合い、出来るだけ同じ内容で同じ形式のものを用意するようにします。もちろん「家族書」と「親族書」は結納の際に必ず用意しなければいけないというものではありませんが、お互いの家のことをあまり知らない場合には家族の名前を記した書面があるということは後になってから取り交わしておいてよかったと思う日が来るかもしれません。

結納を省略する場合の顔合わせや食事会でも家族書は取り交わすこともあります。食事会の際などに家族の紹介をする際に意外と役立ったりするので、形式を少しカジュアルなものに変えて食事会の際の家族の皆さんに配るというのもよいかもしれません。

「家族書」と「親族書」の書き方

まずは「家族書」や「親族書」を取り交わすと決めた際に、両家で確認しておくとよいことをご紹介します。

●「家族書」や「親族書」の内容

・名前と続柄

・住所

・年齢や生年月日

・学歴

・職業

上記のように書く内容はさまざまです。両家でどの内容までを記載するかを統一できるよう両家で話し合いをして決定しましょう。

●「家族書」や「親族書」の形式

こちらはどのような形式で書くかを両家で話し合います。形式をそろえることにより双方が見やすく理解しやすくなります。書く際には毛筆にするか、またはパソコンで印刷したものにするかなど色々ありますが、ウエブ検索で「家族書」「親族書」テンプレートなどで検索するとさまざまな形式が出てきます。何パターンか結婚する二人が選んで両親にどれが良いか選択してもらうなどでもよいかもしれません。最近ではプロが代筆をしてくれるサービスもありますので、毛筆で書くことが苦手な方や形式がよくわからないという方には選んで書いてもらうだけという代筆サービス利用もおすすめです。

●「家族書」と「親族書」の書く順序

まずは書く用紙ですが、「家族書」「親族書」共に奉書紙と呼ばれる和紙を用い、毛筆で記入します。パソコンで印刷の場合でもインクジェットプリンター用の奉書紙(和紙)の販売がありますので、その用紙を使うと良いでしょう。

【奉書紙の折り方】

家族書や親族書を書き始める前に奉書紙を横長に半分に折り、折り目部分の輪を下にします。そしてその半分になった奉書紙に墨で両家で決めた形式で家族書や親族書を書いてしっかりと乾かしてから、左右の順で三つ折りにします。もう一枚の奉書紙で表紙を作り表書きを書きます。表書きは「家族書」「親族書」「上」の何れかが一般的です。

両家で同じものを別々で揃えるのは大変という方や折り方がやっぱりちょっと心配という方は奉書紙と外包みがセットになったものも販売されていますので、ネットなどでチェックしてみてください。

【家族書】

奉書紙に「家族書」もしくは「家族」と記載し、住所を書く場合には住所を書き 父、母、祖父、祖母、兄、姉、弟、妹、本人の順に書きます。一緒に同居していない祖父母や兄弟姉妹がいる場合、親族書への記載となります。

兄弟姉妹の配偶者と一緒に同居している場合は配偶者も二親等となりますので、記載するようにします。同姓場合、最初の人だけ名字と名前を書いて、次の人からは名字を省略し名前のみ記載します。もしも跡取りとなる長男が一緒に暮らしていない場合、同居していなくても家族書に記載するケースもあります。兄弟姉妹は年齢順で本人は最後に記載します。すでに逝去された方や離婚して別に暮らしている父親や母親は記載しないので注意するようにしてください。

【親族書】

奉書紙に「親族書」もしくは「親族」と記載します。親族書の場合はちがう住所に住む方も多くなり、一般的にそれぞれの住所も記載し、親族ごとにまとめて書くようにします。同居していない祖父母や、結婚した兄弟姉妹夫妻を記載する場合は、父方、母方の親族の前に書きます。同じ住所の同姓の方は、家族書と同様に名字を省略し、父方、母方に分けて親族の氏名を順に書いていきます。※一般的には、父方の方から先に記載し、次に母方となります。

最後に

家族書や親族書は一生に一度のものですので、しっかりと準備したいと思う気持ちは皆さん同じだと思います。そのために色々と調べたり用紙を用意したり書き方を両家で揃えたりするのは時間もかかります。そのような時はどのような内容を書くかを両家でしっかりと決めて後は代筆と用紙をセットで専門の業者さんにお願いしてしまうということも時間のない方などにはおすすめです。

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