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本厄に備えて前厄の時にするべき3つの事

厄年と聞くと本厄、その前後に前厄と後厄があり、3年間良くない事が続くといういわれがあります。特に前厄は、これから本厄になるまでの間の前置き期間なので、本厄同様あまり新しい事など始めない方が良いといういわれや、厄災は厄年に本当に起こるものではないので、特に注意する必要がないといういわれがあったりと、地域やその家の習慣などにより考え方はさまざまです。ここでは、本厄に供えて前厄の時にどのように過ごせばよいか、どのような事をしておくと良いのかという、本厄に備えて前厄の時にするべき事をご紹介したいと思います。

前厄とは?

前厄とは厄年における本厄の前の年の事をいいます。前厄の年齢は数え年で男性24歳、41歳、60歳、女性は18歳、32歳、36歳の年で3年間続く厄年の初めの年にあたります。

前厄の解釈はさまざまですが、本厄の次に悪い年といわれたりして注意している人が多く、大きな厄災が起きる前触れがある年などと言われます。そして慎重に過ごすようにした方が良いと周りから言われたりする、または本厄までは特に何もする必要がなく普通どおりに過ごすという人などその解釈はさまざまです。

※数え年とは昔から使われていた年齢の数え方で、生まれた時点ですでに1歳として、翌年の1月1日に1つ歳を取るという数え方です。すなわち1月1日から12月31日までに生まれた赤ちゃんはすでに1歳で、翌年の1月1日から12月31日までは2歳とするということですね。この数え年ですが、地域や神社、お寺などにより満年齢で数えるところもあるようですので、気になる方は自分の住んでいる地域ではどうなのか、近くの神社やお寺などで確認してみると良いかもしれません。

前厄はどのような事が起きやすい?

前厄でよく言われることは「お金によるトラブルに巻き込まれやすい」ということです。どこから来た根拠なのかは定かではないのですが、昔から言われてきたことですので、注意するに越したことはないと筆者は思っております。さて、お金によるトラブルとはどのような物があるかというと、お金を失いやすいので、現金を持ち歩かない方が良い、その他大きな買い物は控えた方が良いなどということにつながるでしょう。本厄の時にも家を新しく建てない方が良いという地域もあったりします。しかし、反対に家を購入したり新しい事をしたりすることにより厄が落ちるという地域もありますので、どちらを信じるかはご本人によるということになるのでしょう。

前厄にするべき事とは?

●できるだけポジティブに物事を考える

前厄では悪い事を意識して注意するなどすることにより、直感がさえるといわれています。仕事ではアイディアや計画の規格が通ったり、計画などがスムーズに行くなどといういわれもあります。人気運や脚光を浴びるなどの注目運も高まる時期ですので、しっかりと計画を立て行動すれば厄を払って良い方向へ行くという方も多くなります。ここは「前厄に入ったから何か起きるかもしれない」や「これはしない方が良いかもしれない」などと、あまりネガティブな考えであると引き寄せの法則で、どんどんネガティブになる可能性がありますので良い方向へ行くということをイメージしてポジティブに考えるよう努力してみてください。

●厄年のせいにしない

何か悪いことが起きるとすぐに「厄年だから起きたんだ」や「厄年だからうまくいくはずがない」などと厄年の期間に起きたことを厄年のせいにしてしまうのはあまり良くありません。厄年は人生の転換期で節目の時期でもあります。一瞬のチャンスが訪れる時期でもあるわけですから、ここで様々な事を厄年のせいにして悪い方へ“気”を向けてしまうとまさに厄年の思うツボということになって悪い連鎖が起きてしまいます。ここはその時が来たらチャンスをしっかりと捕まえられるよう日頃から計画やイメージなどをしっかりと描き、いざというときのためにじっくりとパワーを蓄えて置けるようにしましょう。

前厄も厄除けや厄払いは必要?

基本的に厄年は3年間続きますが、いつ厄除けや厄払いに行けばよいのでしょうか?このいつ行くかに関してはその人の考えや地域性、家庭の習慣などにより大きく違っています。ある人は前厄に神社やお寺に厄除け・厄払いをしに行き、その後2年間は特に悪いことが起きなければ行かないという人もあれば、本厄の時だけ厄払い・厄除けに行くという人、3年間連続で行くという人もいます。一つ言えることは、後になって「厄払い・厄除けに行ってなかったのでこんなことが起きてしまった」と後悔するよりは、厄払い・厄除けに行っておき、「厄払い・厄除けに行っておいたお陰でこの程度ですむことが出来た」と考えられる方が自分自身の気持ちとしては、はるかに後者の方が良いのではないかと思っています。

厄年は科学的な根拠は不確かであるといわれており、どのようにとらえるかは自分次第なのです。

最後に

厄年に関してはあまりに心配しすぎたりせず、できるだけ健康管理や仕事で無理などしすぎてないかなどの見直しをして、自分を一度リセットして人生の転換期、節目を迎える気分でいるようにしてみてください。そうすることにより注意力も高まり、さらには厄落とすことができ、良い方向に“気”が向いていくに違いありません。慎重になることは大切ですが、目の前にチャンスがあれば逃すようなことはしないでチャレンジしていってほしいと思います。

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