自分の仲の良い友人が念願のマイホームを購入してお引越し。そんな嬉しいニュースがあった時は、自分のことのように嬉しくワクワクした気分になってしまう事ってありますよね。そんな親しい友人へ、喜びとお祝いの気持ちを込めて新築の家で使ってもうことができるおしゃれな新築祝いのプレゼントを贈りたいと考えるのは皆さん同じ気持ちだと思います。あまりたくさんの予算は出せないけれど、喜んでもらえるプレゼントってどんなものがよいのか、そして新築祝いを贈るときにはマナーのようなものはあるのか、あまり経験がないとわからないことがたくさんですね。ここでは、そんな仲良しの友人に、おしゃれなのにコスパが良い「プレゼントに最適な品」のご紹介や新築祝いのマナーについてまとめてご紹介したいと思います。
新築祝いにおしゃれでコスパの良いプレゼント
●ハンドソープやバスグッズ
新しい家ではハンドソープやバスグッズなどは、忙しくて用意するには手が回っていない事など良くありますし、普段使いではあまり購入しないような香りのよいワンランク上のハンドソープやハンドクリームのセット、バスソルトなど疲れた時に癒されるリラックス効果がある香りのものなどを贈ると喜んでもらえるでしょう。ハンドソープやバスグッズは使えばなくなる「消え物」ですし、好みもあまりなくいくつあっても良いものですので、重宝してもらえるでしょう。キーワードは「ワンランク上のもの」5千円から1万円の予算があれば何点かセットにして贈ると、ゴージャス感も出てコスパも良くなることが多いです。
●キッチン用品＆小物
お料理好きの友人や奥様がいる場合、喜んでもらえることが多いプレゼントです。おしゃれなものもたくさんありますので、新築された家の雰囲気に合うものや自分では購入しづらいちょっと高級なグラスやプレートなどを贈ると喜んでもらえるでしょう。調味料入れなどもオシャレで相手の方の趣味に合うものであればきっと重宝してもらえるはずです。ル・クルーゼ、BRUNO（ブルーノ）、Marimecco（マリメッコ）は北欧やヨーロッパを感じさせる食器やキッチン小物などを扱っていてとてもオシャレでお勧めです。インターネットショップなどでチェックするとさまざまな商品の取り扱いがあります。
●一流ブランドモチーフのアートポスター
海外のドラマなどで使われたことにより人気となった一流ブランドのアートポスター。ブランド好きな方にはたまらないプレゼントになります。シャネルのサーフデザインのものや、No5の香水のもの、プラダのマルファポスターなど贈る方の好きなブランドで「○○ブランドポスター」でネット検索すると素敵な自分も欲しくなってしまうようなポスターがたくさん販売されています。
●高級タオル
昔は何か贈り物や内祝いなどにタオルは良く贈られたものですが、現在ではタオルの贈り物はちょっと時代遅れなのでは？などと思っている方も多いかもしれません。しかし、たかがタオルと侮れないお勧めタオルがたくさんあるのをご存知でしょうか。自分での購入にはちょっと迷ってしまうような金額ですが、最近のタオルはプレゼントとして渡すにはとても高品質でリッチな贈り物です。一度使うと他のものは使いたくなくなってしまうほど使い心地の良いタオルを新築祝いに贈ってみてはいかがでしょう。タオルにはハンドタオルからバスタオルまでサイズも値段もさまざま取り扱いがあるので、自分の予算に合わせて贈ることができます。Micro Cotton（マイクロコットン）、Kashwere(カシウエア)、hamam(ハマム)は海外の高級タオルブランドで、日本でもインターネットショップや百貨店で購入可能です。
●ワインギフト
赤白のワインがセットになったワインのギフトセットや乾杯の席でみんなで楽しむことができるスパークリングワインの2本セットなど、素敵なギフト箱に入っている物がお勧めです。サプライズギフトとしてはワインのラベルに新築祝いとしてメッセージを入れてもらったり、ワインボトルに直接相手の名前や日付、メッセージなどを彫刻してもらえる1本をプレゼントしてみるのもお酒好きな友人には記念になる贈り物となるでしょう。インターネットショップで購入可能なので、事前に予約して、お披露目会の時までには届くように早めの準備が必要です。
新築祝いのマナーとは？
「親しい中にも礼儀あり」などと昔からよく言いますが、仲の良い友人に対しても社会人として、ある程度のマナーはしっかりとしておきたいものです。新築祝いは、お祝い事としてある程度のマナーがあり、そのマナーや礼儀をしっかりとしていないと、恥ずかしい思いをしてしまったり、贈る相手に失礼になってしまうこともありますので、まずはしっかりとチェックしてみてください。
●新築祝いの相場
友人への新築祝いを贈る場合、お付き合いの度合いやあなたとの関係性によっても金額が変わってきますが、一般的に友人への新築祝いは5千円から1万円が相場となっています。お祝いを贈るとお返しをしなければなりませんので、あまり高額な贈り物をしてしまうとかえって相手の方に気を使わせてしまうことになったり、負担となってしまうこともありますので、相場を一つの目安として贈り物を選ぶと良いでしょう。身内、特に自分の両親や子供への新築祝いは5万円から10万円の間で贈られることが多いです。自分の兄弟・姉妹や親戚などの場合、一般的な新築祝いの金額としては3万円から5万円程で贈られることが多いですが、家の習慣などで、その家の中で兄弟や親戚同士など、だいたいの金額が決まっている場合などがあります。友達同士でも一人だけ高額のプレゼントを贈る、またはあまりにも予算が少なすぎて恥ずかしい思いをしてしまったなどということがないように、まずは新築祝いを贈る周りの人と相談してみるようにしましょう。
●新築祝いを渡す時期
通常は新築や新居祝いとして、その家のお披露目会に招かれた当日に渡すことが一般的です。大きなもので持参できないなどの場合、招待されている方に事前に連絡をして、お披露目会の前日までには届くように新居へ送るようにしたりします。新築お披露目はしない、またはお披露目の会に参加できなかった場合などは、新居へ引っ越しされてちょうど荷物のかたずけなどが落ち着いた時期、引っ越ししてから2，3週間以内を目安に送るようにするのが一般的な新築祝いを渡すタイミングとなります。
●のし紙やのし袋の表書きは？
新築祝いでの贈り物の場合には、品物にのし紙を付けることがマナーです。そして、表書きもしっかりと間違いのないようにして贈るようにしましょう。下記を参考に表書きを書いて贈ると間違いありません。間違いやすい中古一戸建てや中古マンション購入の方へのお祝いは「新築」のお祝いとはなりませんので、注意してください。
・新築一戸建て
表書き：「祝御新築」、「御新築御祝」、「新築御祝」
・新築マンション
表書き：「新築御祝」、「御祝」
・中古一戸建て及びマンション
表書き：「御引越御祝」、「御新居御祝」、「御祝」
※水引と本数に関して
新築祝いでの水引は「何度あっても喜ばしい」という気持ちを込めて紅白の蝶結びのものを使います。そして水引の本数は5本を使うことが多いです。
●新築祝いで贈ってはいけないもの
新築祝いでは避けた方が良い贈り物があります。特に目上の方には贈らない方が良いとされる品もありますし、仲の良いの間柄だからといって贈ってしまうとマナー違反になってしまったり、受け取っても困ってしまう贈り物になってしまう可能性もあります。新築祝いで贈ってはいけないとされる品は「火をイメージする品」や「壁に穴をあけなければならない品」、「目上の方に失礼にあたる品」などがあります。具体的には火をイメージする品にはライターや灰皿などがあり、赤色のものも避ける傾向にあります。壁に穴をあける品に関しては言うまでもなく、新しい家に穴をあけて飾らなければならない掛け時計や写真フレームがそれにあたります。目上の方に贈ると失礼にあたる品に関しては足で踏みつけるということをイメージさせるバスマットやキッチンマット、スリッパなどはタブーです。その他、現金やギフトカード、商品券なども目上の方には失礼にあたってしまいますので、注意しましょう。
最後に
誰に贈っても喜んでもらえる品を選ぶ場合は定番でも「ワンランク上の品」を意識して選ぶとセンスの良さを感じてもらえる新築祝いの品となるでしょう。仲の良い方へ贈るものだからこそマナーもしっかりして、お互いが気持ちよく嬉しい贈り物にしていただければと思います。