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自分の親からもらったお祝いに内祝いは必要?

自分が独立して新しい家庭を築くと、結婚や出産、家の新築や子供の入学など、さまざまな人生の節目といえるお祝い事の時に自分の親からたくさんのお祝いを受けることがあります。親からは「お返しはいらないからね」などといってもらっているけれど、実際のところお返しの内祝いはした方が良いのか、それとも甘えても良いのか迷ってしまう方はたくさんいると思います。ここでは、そんな自分の両親から受けた特別なお祝いに関して「内祝いは必要か?」ということや、必要なときはどのような品をどの位の予算で用意すれば良いのか、贈る際のマナーなどをまとめてご紹介したいと思います。

そもそも内祝いとは?

そもそも内祝いとは自分の家で自分や家族にめでたいことがあった時(結婚や出産、新築や快気・退院など)に、身内や周りの方などを招いて喜びを分かち合う席を設ける事をいいました。そしてその際に、「今後もどうぞよろしくお願いします」や「幸せのお裾分け」という意味を込めて招いた方からのお祝いの品の有無にかかわらず、内祝いの品を贈ったりする事でした。現在ではその意味合いも変化してきて、内祝いとはお祝いの品をいただいた方に対して、お礼の品を贈ることを指すことが多くなっています。

自分の親への内祝いは必要?

結婚して家庭を築いて独立すると、自分の親とのお祝いのやり取りも出てきます。結婚や出産などの際には親として自分の子供にできる限りのことをしてあげたいという親心から、結構な金額のお祝い金をいただくこともありますね。

たいていの親御さんは「お返しは必要ないから」などといってお祝い金やお祝いの品をプレゼントしてくれるのですが、そんな時自分の親だから「内祝いは必要がないか?」というとそうではありません。各家庭や家の習慣などにより内祝いの有無は変わってきますが、一般的に述べると自分の親でもお祝いをいただいたら内祝いのお礼をするのはマナーといってよいでしょう。自分の親でも結婚して家をでて、家庭を築いたともなればこれからは親孝行をしなければならない側にもなってくるということを忘れないようにしましょう。

親への内祝いの相場はどれくらい?

自分の親にも「内祝いのお礼をするのはマナー」とは言いましたが、親御さんによっては「強くお返しはいらない」といわれる方もいらっしゃるかと思います。そんな時は無理にお礼の内祝いをするのではなく、内祝いに贈る品を工夫してみたり、別の機会でお礼をするというようにすると良いでしょう。お祝いをいただいた際はしっかりお礼を伝え、お礼の内祝いはなしで甘えさせてもらい、別の機会に旅行へ連れて行ってあげたり、どこかへ行った際にちょっと高価なお土産をプレゼントしたり、感謝の気持ちを形にすると親御さんも喜んでくれるでしょう。

一般的な自分の親への内祝いの相場は頂いた金額の3分の一から半返しくらいでといわれていますが、自分の親からは高額のお祝い金をいただくこともありますので、その際は3分の一程でお返しの品を用意するようにします。内祝いはあくまでも感謝の気持ちや幸せのお裾分けを贈るものですので、あまりキッチリ金額にこだわる必要はないでしょう。

どのような内祝いの品が喜ばれる?

●写真入りギフト

写真入りギフトは親戚や友人などにはあまり好まれない贈り物ですが、自分の両親の場合は、結婚式であったり、子供の出産、入学など自分達や子供の写真入りギフトを贈ると、記念として飾っておくことができるので、とても喜ばれます。「お祝いのお返しは必要ない」などといわれた場合は、このような写真フレームや置時計、命名フォトフレームなどを記念として贈ると金額に関係なく喜んでもらうことができるのでお勧めです。

●カタログギフト

やはり親であってもしっかりとお礼の内祝いを贈りたいと考えている方にはカタログギフトはお勧めです。いただいたお祝いの三分の一から半分の金額で親御さんの好きなものに特化したカタログギフト(グルメや旅行、雑貨、その他総合)を選んで贈れば受け取った親御さんも好きなものを選んで受け取ることができるので、喜んでもらえるでしょう。

●食事や旅行・自宅に招待する

親御さんは何かをもらうより、実は子供や孫と一緒に過ごす時間があると一番嬉しいものです。出産や初節句などのお祝いのお礼であれば、自宅に招いて赤ちゃんと一緒に過ごす時間を作ったり、自宅近くのちょっとおしゃれなレストランや割烹料理やなどで食事に招待して、その後に家に立ち寄ってもらう、新築祝いのお礼であれば新居に泊まりに来ていただくなどすると何かの品物をもらうより嬉しさは倍増するようです。近場でもよいので、日頃の疲れをいやすための小旅行もおすすめです。家族水入らず温泉につかって美味しいお料理をいただけば、ちょっとした親孝行にもなります。

最後に

自分の親からもらったお祝いに対してお礼はいらないといわれることが多いと思いますが、やはり感謝の気持ちはしっかりと伝えることがマナーです。自分の親が喜んでくれそうなお礼を今までお世話になった親に対して何らかの形で贈ってみてはいかがでしょう。

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