厄年には良くない事が起こると昔から言われていますが、身近にいる男性(息子、夫、彼氏、親戚や友人など)が本厄である場合、その人の厄を清める、または除けるという意味を込めて厄除け・厄払いに良いとされるアイテムをプレゼントしてみてはどうでしょう?本人が気にしていなくても、周りは意外と気になるもの。かといって本人に「色々と良くない事が起こるかもしれない」と伝えるのも気にしていない人にとっては良くない事。ここでは、そんな厄年を気にしていない男性にも、何気なくプレゼントして厄をよけてしまう、または運気が知らぬ間にUPしてしまう効果があるとされるものをご紹介したいと思います。厄除に行かなくてもこのプレゼントがあればきっとあなたの大切な人を守ってくれること間違いなしです。
厄年とは?
厄年とは、本厄を中心にその前後の前厄、後厄を含めた3年間は厄災が降りかかりやすいとされる年齢の事をいいます。平安時代ごろにはこの厄年という概念はあったようですが、現在一般的にいわれている厄年の年齢は江戸時代ごろに定まったとされています。厄年は現在でも日本国内では幅広く信じられており、地方や宗教などの違いによってもその風習や年齢は若干変わったりします。たくさんの人々より信じられている厄年ですが、科学的な根拠などはないので、迷信と考えることもあるようです。昔の人々の経験などから今に受け継がれ信じられていることなので、私たちにはとても身近な習慣でやはりその年齢になると、周りや自分自身も気になったり、不安になりやはり厄払いや厄除けに行くというのが実際の所といってよいでしょう。
男性の本厄に厄除けのグッズを贈る際の注意点
●年齢を間違えないように注意
厄年は満年齢(実年齢)ではなく数え年で数えます。したがって年齢を間違えないように注意しなければなりません。男性の厄年は25歳、42歳、61歳その前後には前厄と後厄があり、本厄を挟んで3年間は厄災が多く降りかかりやすいといわれています。そして男性の42歳は大厄といい厄年の中でも最も大きな厄災が起こりやすいとも言われます。
●身につけられるものを選ぶ
厄除け・厄払いのためにプレゼントするものはできるだけ肌身離さず身につけておく方がよいとされています。しかし、ずっと持っていられるものは難しいので、よく身につけることができる実用的なものが良いでしょう。いつも家において置くようなものではあまり効果がないようです。
どんなものを厄除け・厄払いのプレゼントに選ぶと良いの?
厄除け・厄払いに適しているというものの中には3つのポイントがあるとされており、この中の一つを含んだものをプレゼントに選ぶと厄除け・厄払いの効果があるとされています。
・長いもの
・七色のもの
・うろこ模様のもの
それぞれの意味やどのような物があるかを見て見ましょう。
●長いもの
長いものを贈る意味としては、「長寿」の意味が込められています。昔は寿命も今ほど長くなく、男性でいう42歳大厄時期前後には病気などを患い亡くなってしまう方も多くいたようです。昔の方は長いものを厄年の人に贈り、長寿と健康を願っていました。現代でもこの風習は受け継がれており、長いものを贈ると厄除け・厄払いと共に健康や長寿を願っているということになるようです。長いものというと色々思い浮かべてしまいますが、身につけることができて実用的な物で考えると、男性の場合ベルトやネクタイ、冬であればマフラーやストールなどがそれにあたります。
●七色のもの
七色のものを贈る意味としてはさまざまな説があるようですが、七難即滅七福即生(しちなんそくめつしちふくそくしょう)というお経の中の言葉で七福神のご利益の説明に引用される「七つの難を取り除き七つの幸福を授かる」という所から来ているという説や、他にも空海が旅に出る時、七色の小物を身に付けていたという説、「8」「9」を「や」「く」と読み
「7」には「やくがない」などという説があり、どれが本当なのかは定かではないようです。しかし、こちらも昔から厄年には七色の物は「難を取り除く」ということから厄年のプレゼントに使われています。身につけられる七色の物と考えると、男性にはあまり向かないように感じてしまいますが、7色のラインストーンなどをあしらった携帯のストラップや箸、ベルトなども厄除けプレゼントなどでは定番です。インターネットで「男性 厄除け 七色 プレゼント」などのキーワードを入れて検索すると、普段使いできる七色の物が見つかります。
●うろこ模様のもの
このうろこ模様は魚などのうろこではなく、蛇のうろこ模様を指しています。蛇は昔から神様の使いとも言われ、邪気や魔除けに通じる神聖な生き物とされていたことから来ています。蛇のうろこ模様のプレゼントでお勧めなものは、ベルトや長財布といった、長くてうろこ模様の物が日頃からに見つけられるということでお勧めです。
その他、厄除けのお守りなどを、上記で紹介した長いもの、七色の物、うろこ模様の物などと一緒に贈られることも多く、特に厄除け・厄払いにご自身で行かれない方などには両親や奥様などが厄除け大師や神社などで厄除けのお守りをいただいてきてプレゼントされるパターンもあります。やはり身近な大切な人には厄災は訪れないようにという周りの気遣いから来ているのかもしれません。
本厄男性にプレゼントを渡す時期はいつ?
厄年の厄払い・厄除けのプレゼントですが、厄年は前厄から始まり、本厄、後厄と続きますので、一番厄災が起こりやすい本厄に渡すべきという方もいらっしゃると思いますが、厄自体は本厄の前の年から始まって言いますので、前厄の時に渡しても問題ありません。後厄に渡すということでは厄もそろそろ終わりに近づいているので、前厄から本厄が始まるころまでには渡した方が良いといえるでしょう。
最後に
厄年は気持ちの問題から厄災を引き寄せてしまうこともありますので、少しでも厄年が気になる場合は厄払いや厄除けをしたり、ご紹介した3つの物と関連するグッズを身につけるなどしてできるだけ気分を楽にしていただければと思います。場合によっては、本人は全く気にしていなくても周りの方が気になるということはよくある事なので、上記でご紹介したものの中から何かその方に使っていただけそうな品をプレゼントしてみるという裏技も良いかもしれません。厄年は人生の転機、節目となることが多いので、節目を気に良い方向へ向かう方も多くいます。あまりネガティブにならずにポジティブに物事を考えることにより、厄は改善されるでしょう。