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英語で本厄を説明したいときに役立つ手順と例文

日本には様々な文化があり、特に欧米の人々から見ると日本の文化には不思議なものが沢山あったりします。本厄もその一つ。日本に来た外国人の人が神社やお寺に行って目にする厄払いや厄除けの儀式を見て、「あれは何?」と聞かれたら、英語で答えられる人はなかなかいのではないでしょうか。自分ではわかっていても相手に説明するのは至難の業。特にそれを英語で説明しなければならないとなるとかなり悩んでしまいそうですね。ここでは、本厄に関して英語で説明したいと思ったときに、どのような事をどのような言い回しで説明するとわかりやすく相手に伝えられるかの手順や、とっさに備えて役立つ例文を交えてご紹介したいと思います。せっかくですから日本に来た外国人の人や外国で日本の文化について聞かれたときに、日本人としてある程度の事は説明できると誇らしい気分になれますね。

まずは自分自身が厄年について知ろう!

まずは自分自身が厄年に関しての知識を再確認し、しっかり理解してみることから始めてみましょう。

●本厄とは?

本厄とはいわゆる「厄年」の事で、人生の中で厄災(よくない事)を受けやすい年齢の事をいいます。本厄(厄年)の前の年を「前厄」、後の年を「後厄」といい、本厄の前後を合わせて3年間は災難や不幸が多く降りかかりやすいという言われがあります。特に男性42歳と女性33歳は大厄(たいやく)と呼ばれ、一番厄が強い年齢と信じられています。

●本厄の年齢は?

厄年の年齢は男性が25歳、42歳、61歳女性は19歳、33歳、37歳、61歳です。地域や宗派などにより、数え年とするか満年齢(実年齢)とするかはさまざまなようですが、多くは数え年で数えられています数え年とは1月1日から12月31日までに生まれた赤ちゃんをすでに1歳と数え、翌年の1月1日から12月31日までに生まれた赤ちゃんを2歳と数える数え方です。地域によっては春分の日から節分までを1年と考える地域もありますので、ご自身の地域などではどのように歳を数えるかをその地域の神社やお寺で確認してみても良いですね。

年齢でみる厄年というのは日本独自の風習ですが、世界で見ると日本のそれに似た習慣があるところもあるようです。

●厄年の由来は?

厄年は平安時代にはすでに存在していたということが記録に残っているようですが、今の年齢による厄年というものが定着しだしたのは江戸時代ごろだといわれています。陰陽道(おんみょうどう)に起源があると考えられていますが 定かではなく、科学的な根拠や由来も不確かですが、現代まで根強く信じられている風習です。実際に何歳が厄年で、またその年齢が厄年とされる理由は地域や習俗によりさまざまです。

英語で厄年を説明してみよう!

厄年について理解した後は重要な所をピックアップして英語で説明してみましょう。

  • 「What is Yakudoshi?」(厄年って何?)と聞かれたら?

✔まずは 厄年は人生の中で厄災(よくない事)を受けやすい年齢ということを伝えよう

“Yakudoshi”are the years of calamity. This is a Japanese belief that people at the ages of “Yakudoshi” are likely to experience misfortunes or illness. It is generally believed

✔次に、厄年は平安時代にはすでに存在し、根強く信じられている風習であるという歴史的要素を説明

“Yakudoshi” is a set of believed “unlucky” ages in Japan, first proposed in the Heian Period.

While its scientific validity is questionable, it remains a commonly held belief in Japanese society.

✔厄年の年齢を紹介する

Generally,the ages of “Yakudoshi” differ according to gender. It is widely believed in Japan that men aged 25, 42, and 61, and women aged 19, 33, 37, and 61 could experience something unlucky(misfortune). there are local and historical variations. One’s “Yakudoshi” is measured by adding one to the actual age.

✔厄年には本厄の他に前厄と後厄があることを説明

A period of one year immediately before and after each age of “Yakudos(Honyaku)” is called “maeyaku” (pre-age of “Yakudoshi” which a misfortune omen appears) and “atoyaku”(post-age of “Yakudoshi” at which the fear of calamity may recede), respectively.

✔男性と女性の大厄について

The ages of forty-two for men and thirty-three for women, which are supposed to be the most unlucky ages of life called “Honyaku”. When reaching “Yakudoshi”, many people go to Shinto shrines for exorcism (yakubarai) or go to temple for avoidance of bad luck (yakuyoke) that they have a purification ceremony so that nothing bad might happen.Although this is just a superstition, it may not be improbable because people seem to go through hard times with their health or jobs around these ages.

最後に

厄年という意味などを知らずに英語で説明することは不可能だと思いますので、まずは日本語で厄年の意味や内容を知り、全くこの厄年という概念を知らない人にどのように説明したらよいかを考えてから初めて英語にしてみると良いでしょう。英語は私たちにとって、母国語ではないので、難しい単語を使う事を考えず、できるだけ簡素に要点をまとめて説明するときっと通じるはずです。日本の文化を外国人の人にも紹介できる場があるなんてとても素敵な事だと思います。

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