スポンサーリンク



喜寿のお祝いにプレゼントする花選びのポイントとおすすめの花

喜寿のお祝いのプレゼントには、美しく咲いているお花をプレゼントしようと思っている方は多いのではないでしょうか。お花はいつになってもプレゼントされると嬉しいものです。しかも年齢が高くなるにつれ時間もできるので、お花を観賞したりお世話したりするのは毎日の元気にも繋がります。ここでは、喜寿に関してや喜寿のお祝いにプレゼントする花選びのポイント、おすすめの花などをまとめてご紹介したいと思います。喜寿のお祝いに素敵なお花を贈る参考にしていただければと思います。

喜寿のお祝いとは?

喜寿とは数え年の77歳でお祝いする日本の長寿のお祝いの一つです。もともと長寿のお祝いは、中国から伝わってきたことが始まりですが、喜寿のお祝いに関しては、室町時代頃に日本で独自に始まったものだと考えられています。一昔前までの日本の寿命は50歳前後だったことから、その当時77歳を迎えることができた方は非常に貴重な存在であり、めったにない縁起事として「喜寿」という呼び方で、盛大なお祝いをしました。この「長寿を喜ぶ」という意味合いの「喜寿」の「喜(よろこぶ)」という字は、草書体で書くと「七十七」に見えることから縁起などを担ぎ七十七歳でお祝いすることになったともいわれています。現在では数え年ではなく、実年齢でお祝いする方も増えているようです。

喜寿のお祝いにもテーマカラーはある?

長寿のお祝いには各お祝いにふさわしいとされる色(テーマカラー)があり、例えば60歳の還暦であれば「赤」、88歳の米寿であれば「黄」や「金」、70歳の古希と77歳の喜寿には「紫」のものを贈る習慣があります。紫色が古希や喜寿のお祝いに用いられるようになったのは、昔の中国や日本における偉い人々(皇族やそれに属する位の高い人)のみが身にまとったり、使用したりすることができる最高位を表す色であった事と、仏教では紫色が魔除けとなる色とされていたりすることから来ているといわれています。

喜寿のお祝いで花を贈るときのポイント

●花選びの相場はどのくらい?

喜寿で贈る花の相場は、その花の種類や花の本数などにより変わってきますが、一般的なプレゼントとしての花束の金額相場は3千円から1万円位です。贈る花も花束にするか、アレンジメントフラワーにするか、または鉢植えの花にするかなどによっても変わってきますので、プレゼントしようと思っている相場を自分で決めてから花を決めるという選び方もおすすめです。最近ではネットショッピングなどで花の種類や金額などとても選びやすくなっているので、一度検索してみてもよいでしょう。

●お祝いとしてふさわしいお花を

贈る相手の好きな花などが分からない場合や、お世話になった恩師、会社関係の方のお祝いである場合など、花選びに悩んでいるときは、高貴で気品がある胡蝶蘭などを贈ることもおすすめです。花だけで十分な存在感もありますし、胡蝶蘭の花言葉には「幸せが飛んでくる」という意味があり、お祝い事では人気の高い贈り物です。胡蝶蘭は水やりもそれほど大変ではない割に花が咲いている期間が長く、また次の年も花を咲かせてくれたりするので、花好きであればお世話をする楽しみも増えます。

●メッセージカードを上手に活用

フラワーショップでお花を購入するとき、通常メッセージカードを付けてくれますが、メッセージカードには日頃よりお世話になっている感謝の言葉や、これからも健康で長生きしてくださいなどの言葉を自分なりに書いてプレゼントすると、とても喜んでもらえるでしょう。お花を選ぶ時は事前に主役の好きな花を調べたり、花言葉を調べて喜寿のお祝いにふさわしいお花をフラワーショップ任せではなく自分で選んで花束にしてもらうということも相手のことを思って贈る素敵なプレゼントとなるでしょう。

●お花を贈るタイミング

自分で手渡しできる場合は手渡しがベストですが、場所が遠方である場合など、持ち運びが大変になる場合は、お花を自宅や会場(レストランやホテルなど)へ送ります。その際は相手の都合や到着の時間帯に注意して送るようにします。

●持ち帰る時に大変でないもの

自宅でお祝いする場合には問題がないですが、自宅以外での場所でお祝いをする場合は、持ち帰る際にあまり大変でないものを選ぶことをおすすめします。車などで来ている場合はさほど気にならないかもしれませんが、電車で帰る場合などは、持ち帰りが便利なお花にすることを心がけます。鉢植えのお花などを贈る場合はお祝いの前日などに自宅に届くように事前に郵送しておくなどでもよいかもしれません。

喜寿におすすめの花は?

●色や花言葉などを意識して

喜寿のお祝いはテーマカラーが紫なので、紫色の花や、それに合う色の花を組み合わせて、特に健康や長生き、希望や優美、気品や尊敬などといった喜寿の方のイメージに合った花言葉を持つ花を選ぶと受け取った方も喜ばしい気持ちになるでしょう。誕生日に喜寿のお祝いをするときなどは誕生月のお花をプレゼントするのもおすすめです。

胡蝶蘭:「幸せが飛んでくる」

バラ:「気品」「尊敬」

ダリア:「華麗」「優雅」

ガーベラ:「希望」「前進」

●テーマカラーを基準にアレンジメントフラワー

喜寿のお祝いのテーマカラーである紫の花を中心にピンクや季節の花なども取り入れ明るく華やかに仕上がるようにフラワーショップにお願いすると良いでしょう。アレンジメントフラワーの場合はネットショップでも購入可能ですが、実際の花や雰囲気、大きさなどが異なることがあるため、実際にフラワーショップなどへ足を運び、店員さんと相談してイメージを伝えながら作ってもらうと素敵なものができるのでおすすめです。当日その場で作ってもらうとなると時間がかかったり、イメージに合う花がそろっていない場合もあるので、できれば一度フラワーショップへ行き自分のイメージなどを話し、当日までにイメージに合う花を用意してもらってアレンジしてもらうとさらに素敵なものが仕上がります。

●手入れの少ないプリザーブドフラワー

お水の交換の心配がなく、お花の美しさを長く楽しめるプリザーブドフラワーは毎日の水の交換などが大変な高齢者の方にでもお花の美しさを楽しんでいただけるお勧めです。プリザードフラワーで作った花時計などは色の発色もとても綺麗で見ているだけで元気になってくる感じがするものや花メッセージなどプレゼントにお勧めの種類などもあります。

喜寿のお祝いのお花を贈るときの注意点

●贈ってはいけないお花もあるの?

仏花として使用されることが多い菊や花が落ちるときの様子が、首が落ちるように見えることから縁起が良くないといわれる椿、花言葉がお祝いにふさわしくない花などは避けることをおすすめします。喜寿の場合紫がテーマカラーですが、紫と白などの花の組み合わせの場合、仏花と間違われてしまうこともありますので、お祝いにふさわしい明るく華やかな色との組み合わせで贈ると良いでしょう。

●鉢植えは贈ってはいけないの?

花を贈る際に鉢植えを贈ってはいけないといわれるのは、入院のお見舞いなどの時で、喜寿のお祝いなどでは鉢植えの花は贈っても問題ありません。花の手入れが好きな方などには鉢植えの花を贈り、毎日のお手入れを楽しんでもらうことも良いプレゼントとなるかもしれません。ただし、花が首から落ちる椿などは縁起が良くないといわれることがあるので、不向きといってもよいでしょう。

最後に

喜寿のお祝いにプレゼントする花は、その季節に一番きれいに咲く花や素敵な花言葉の花など、大切な方の喜寿のお祝いにこれからも末永く元気で長生きしてもらえるように心を込めて選んだお花にメッセージなどを添えて贈ってみてはいかがでしょう。

スポンサーリンク