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喜寿のお祝いギフト【選び方とおすすめアイデア5選】

日本の長寿のお祝いで77歳を迎える方をお祝いする喜寿。日本人の平均寿命は男女ともに80歳を超えるまでにもなっているので、現在の77歳といえばまだまだ元気な方が多いです。そんな喜寿のお祝いを家族みんなでお祝いをしようとなった時に、プレゼントは何を贈れば喜んでもらえるかということは、皆さんとても悩んでしまうようです。ここでは、喜寿のお祝いに関してや喜寿に贈るギフトを選ぶ際のポイントやおすすめのプレゼントのアイデアなどをまとめてご紹介したいと思います。

喜寿のお祝いとは?

長寿のお祝いは、もとは中国から伝わってきたことが始まりですが、喜寿のお祝いに関しては、室町時代頃に日本で独自に始まったものだと考えられています。一昔前までの日本の寿命は50歳前後だったことから、その当時77歳を迎えることができた方は非常に貴重な存在であり、めったにない縁起事として「喜寿」という呼び方で、盛大なお祝いをしました。この「長寿を喜ぶ」という意味合いの「喜寿」の「喜(よろこぶ)」という字は、草書体で書くと「七十七」に見えることから縁起などを担ぎ七十七歳でお祝いすることになったともいわれています。

喜寿の色は何色?

長寿のお祝いには各お祝いにふさわしいとされる色があり、例えば60歳の還暦であれば「赤」、88歳の米寿であれば「黄」や「金」、70歳の古希と77歳の喜寿には「紫」のものを贈る習慣があります。紫色が古希や喜寿のお祝いに用いられるようになったのは、昔の中国や日本における偉い人々(皇族やそれに属する位の高い人)のみが身にまとったり、使用したりすることができる最高位を表す色であった事と、仏教では紫色が魔除けとなる色とされていたりすることから来ているといわれています。

喜寿のギフトを選ぶ際のポイント

●贈り物の相場はどのくらい?

喜寿の贈り物としてギフトを選ぶとき、実際の金額相場は地域や主役との関係性により、かなり変わってきますが、ここでは一般的な相場を贈る相手別にご紹介したいと思います。

・両親へのギフト

3万円から5万円程度

プレゼントの他に会食費用などが別途かかってくることが一般的ですので、3万円前後と考えてプレゼント選びをする方が多く、旅行などをプレゼントする場合は子供一同でお金を出し合い、いつもよりワンランク上のホテルや旅館などでゆっくりおいしいものを食べることができるなどのプレゼントをする方々も増えています。

・祖父母へのギフト

0円から3万円

孫からのプレゼントは何をもらっても嬉しいものですが、孫が祖父母を思って作った手作りアルバムや似顔絵、皆さんからのメッセージなどを一冊に心を込めて作ったものなどが実はどんな高級な贈り物より喜ばれたりするものです。主役が生まれてからの人生年表や生まれた日の新聞などを織り交ぜたりして素敵なアルバムを作ってみるのもお勧めです。

・親戚へのギフト

5千円から1万円

親戚からはお花や実用品など喜寿のお祝いといっても元気な方にはあまり年を感じさせるような贈り物を避け、趣味やおしゃれに使えるようなものを贈ることをお勧めします。

・職場関係や恩師へのギフト

5千円から1万円

親戚の方同様あまり年を感じさせるような贈り物は避け、お花や実用的なものをお勧めします。

・その他

ご紹介した相場は、あくまでもプレゼントにかける金額で、旅行や会食などをする場合は、別途宿泊費や食事代の金額が必要となります。この費用を主役の子供たちで分担するなどの場合は、各家庭や地域のしきたりなどにより変わってくると思いますが、事前にしっかりと相談をしておく必要がありそうです。

おすすめギフトアイデア

●記念新聞

77年前の主役が生まれた日の新聞の一面記事などを贈ることができる記念新聞は長寿のお祝いでの贈り物にはとても喜ばれます。枚数やその他のプレゼントと組み合わせて贈ることもできるので、皆さんで昔のことを話したりしながら、お祝いの場が盛り上がること間違いなしです。

●似顔絵メッセージ&名前の詩ギフト

特別なお祝いだからこそ特別なプレゼントを、と考えるとこの似顔絵メッセージや名前の詩は世界にたった一つの特別なプレゼントになります。近年流行りのプロに似顔絵を描いてもらったり、主役の名前に詩を付けて色紙に書いてもらったり、似顔絵の方はプリントして時計やケーキに印刷したりしてくれるサービスがあったりしますので、主役にあった内容で自由に選ぶことができます。インターネットで「喜寿のお祝い似顔絵 プレゼント」、「喜寿 名前の詩」などで検索するとさまざまな贈り物が出てきます。

●想い出写真アルバム

孫一同で手作りの思いで写真アルバムを作ったりすることが実はどんな高級な贈り物より喜ばれたりするものです。アルバムの最初のページには主役の似顔絵を書いたり、ここはプロに頼んだりして写真は親族に協力してもらい集めます。77年の思い出を一冊に、心を込めて切ったり張ったり、主役が生まれてからの人生年表や生まれた日の新聞などを織り交ぜたりして素敵なアルバムを作ってみてはいかがでしょう。

●お酒

お酒好きな方であれば喜寿のお祝いにふさわしいちょっと特別なお酒をチョイスしてみるのもオシャレで記念にも残るプレゼントになります。インターネットで「喜寿 日本酒 プレゼント」などで検索するとラベルに名前を入れてくれるものや、紫の瓶に入ったもの、記念新聞付きの物などさまざまな日本酒や焼酎が見つかります。

●旅行

主役が元気で普段から外出が好きな方であれば、子供や孫一同で近場でも構わないので温泉旅行や食事会などを計画してみるのも良いかもしれません。あまり会う事が出来ない親戚なども招き総勢でお祝いをすればこれ以上嬉しい事はありません。宿によっては長寿のお祝いプランなどがあったり、写真撮影もサービスで行ってくれるところもありますので、せっかくであればこのようなプランを使ってお祝い旅行をプレゼントするのも良いのではないでしょうか。

最後に

77歳という人生の喜ばしい節目には家族や親戚、友人などできるだけたくさんの人たちで盛大にお祝いし、これからも健やかに長生きしてほしいという想いをこめて素敵なプレゼントを選んでいただければと思います。

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