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喜寿のお祝い返しは必要?どのようなものを贈れば良い?

喜寿を迎えて家族を含め、たくさんの方からお祝いの言葉やプレゼントを受け取ったけれど、頂いたお祝いに対してお返しはした方が良いのか、それともしなくても良いのかと悩まれる方は多いのではないでしょうか。日本ではお祝いをいただくとお返しをするというのが一般的になっているので、喜寿で頂いたお祝いに対するお返しはどのようにすれば良いかということは、特に考えてしまうものです。ここでは、喜寿のお祝いのお返しに関して、「お返しは必要か必要ではないか」そしてお返しをする場合、どのような品をお返しすると良いかなどをまとめてご紹介したいと思います。

喜寿のお祝い返しは必要?

喜寿のお祝いを家族や親戚と一緒にお祝いをして、プレゼントやお祝い金をもらった場合、基本的にはお返しは必要ありません。家族の皆さんは喜寿を迎える主役の方に今までお世話になった感謝の気持ちや長寿のお祝いをするわけですので、大いに甘えてしまってよいでしょう。 しかし、友人や職場関係などの家族や親戚ではない方たちから頂いたお祝いに対しては、日本の習慣としてお祝いをいただいたら内祝いとしてお返しをすると認識している方も多くいると思うので、その時の状況により、記念となる品やおめでたい品でお返しをしておくと無難です。家族や親戚でお祝いの会に参加できなかった身内よりお祝いをいただいた場合は、別の機会で食事をご馳走したりして会う機会を設けてお礼をしても良いでしょう。

地域や状況によっては引き出物やお返し(内祝い)を用意

喜寿を迎えるご本人やその家族の方が喜寿のお祝いの際に会食などを設定して、家族や親戚以外を招いてお祝いの会を開いた場合などは、いらしていただいた方へ内祝いとして引き出物や内祝いを用意することもあります。特に招いた親族以外の方などよりお祝いの品をいただいた際にはお返しをする事が多くなっています。

お返しにはどのような品が喜ばれる?

身内に記念品を贈りたいという場合には「寿」、「喜寿内祝い」などと一緒に名前の刺繍されたタオルや風呂敷、ご夫婦などであれば夫婦湯飲みなどは記念に残るのでお勧めです。身内以外の方は名前入りのものなどを受け取っても使い道や置き場所に困ってしまう場合がありますので、できれば食べ物などの「消え物」にするとよいでしょう。「寿」、「喜寿内祝い」などののし紙が付いたお赤飯や紅白饅頭、お砂糖やバームクーヘンなど縁起が良くおめでたい感じのするものを選ぶと良いでしょう。

お返しをするときの金額相場は?

たくさんの人を招いてお祝いの会をする場合、引き出物としておめでたい紅白饅頭やお赤飯、名前や「喜寿内祝い」、「寿」などを刺繍した記念タオルや風呂敷を参加者全員へ配ったり、バームクーヘンなど縁起の良いとされるお菓子を参加してくれた皆さんへ渡す場合もあります。高級なお祝いの品またはお祝い金をいただいた場合などは別途、お祝いでいただいた金額相当の半分または3分の1程度の金額でお返しの品を用意して送ります。長寿のお祝いでは記念に残る様な引き出物や内祝いを用意する方が多いですが、そのようなお返しは身内には大変喜んでもらえますが、仕事関係などの方ですといただいても置く場所などに困ってしまうなどということがありますので、身内以外の方には縁起の良い食べもなどの方がおすすめです。

喜寿のお返し「のし」のマナー

喜寿でのお返しをする際には、しっかりとしたマナーでお返しをする必要があります。内祝いなどとして記念品などを配る際にも熨斗はしっかりと掛けて渡すようにします。

水引:紅白の蝶結び

表書き:「内祝」、「喜寿内祝い」、「寿」、「御礼」など

水引の下には名字のみ、または氏名を書きます。

内祝い・お返しをする時期は?

お返しをする時期についても気になるところですが、喜寿でのお祝いをいただいてから1ヶ月以内に贈るということが一般的です。もしも名前や刺繍などを入れる記念品を特注で作成している場合などは時間がかかってしまう事もあるので、遅くても2カ月以内には贈るように手配しましょう。

最後に

喜寿のお祝いは人生で一度きりの大切なお祝いですので、お祝いをいただいたからということに限らず、自分自身の節目として記念品や縁起物などを用意して、今まで健康で素敵な人生を歩んできた喜びのお裾分けとして内祝いを贈るということもよいかもしれません。

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