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入院見舞いに行けないときに送るメール文例と電報の使い方

親戚や友人、職場の同僚や上司などが、病気やケガで入院してしまった場合、すぐにお見舞いへ行っても良いのか、そして相手の病状、ケガの状況などすぐにわからないことがあります。そして入院後、すぐにお見舞いへ行くことは相手にとっても迷惑となってしまったり、面会できる状態ではなかったりする場合もあります。しかしお見舞いの気持ちを「できるだけ早く伝えたい」などという場合はメールや電報であれば、お見舞いに行くタイミングなどに気を使うことなく気持ちを伝えることが出来ます。ここではそんな入院見舞いにすぐに使えるメールの文例や電報の利用の仕方、メールの際の注意する点などをまとめてご紹介したいと思います。

病院でメールは見れるの?

まずメールでの入院見舞いと聞くと、 “病院では携帯電話を使ってもよいの?”ということが一番に疑問となるかと思います。以前とはだいぶ状況が変わり、病院内でのマナーさえしっかりと守れば比較的自由に使うことが出来る様になっているので、メールであれば入院している方も特別な機器など使用していない限り、大体自由に見ることが可能です。※病院では基本はマナーモード、録音やカメラの使用などは制限されることがほとんどです。もちろん携帯の電源を切らなければいけない場所や使用不可エリアもありますので、病院の指示に従うようにしなければならないので、必ずすぐに見れるとは限りません。

相手が目上の人の場合はメールではなく電報利用が丁寧

相手の方が年配者であったり、目上の方、上司、会社の取引先の方などである場合はメールを送ることはよほど親しい間柄などでない限りはお勧めしません。病気で苦しい状況の時に会社関係の方からメールが来るとプレッシャーになったりしかねません。そんな時は正式な書面で尚且つ迅速にお見舞いのタイミングなども気にせずに送ることのできる電報サービスを利用すれば、失礼にあたることもありませんし、入院している方の都合で体調の良いときなどに見てもらう事が出来るからです。そして入院している方の病状などを見て改めてお見舞いされると良いでしょう。

メールを送る時に注意する事ってある?

●メールは出来れば親しい間柄の人のみにする

パソコンメールであると病院でパソコンを見れない事もあるので、特に会社のメールなどにメールを送っても、本人が確認できないということも考えられます。携帯メールである場合は、親しい間柄でない場合はメールを送っても迷惑メールに届いてしまったり、受信拒否されてしまうなどということも考えられるため、せっかくお見舞い気持ちを送っても届かなければ意味がありません。

●件名はわかりやすく

入院しているときに宣伝メールなどは見たくないもの。件名には送り主の名前と用件を記載し、誰から来たのかわかるようにするとメールを受けた側も見落とさずに見てもらう事が出来ます。

例:具合はどうですか?(○○より)、 ○○より入院されたと聞きました。

お見舞いの文中で気を付けることは?

●時候の挨拶は省略

入院されたという知らせを聞き、急いで連絡をするということから、時候の挨拶などはせず、まずは入院されて心配していますという気遣いとお見舞いの気持を直接書き始めます。したがって1行目に相手の名前を書いて、その後すぐに主文に入るという書き方をします。

●忌み言葉はタブー

忌み言葉は良くない事が続く、死を連想させる、などと連想される言葉で、入院している方などには使ってはいけない表現となります。

例:再び、ますます、たびたび、続く、苦しむ、死、終わる、など

●励ましの言葉は控える

、病気の程度によっては、長期の治療などが必要になる場合もあります。自分の言葉の使い方で相手を傷つけてしまうこともあります。特に「頑張って」や「早く治して戻ってきてね」など相手の状況も分からないうちにこのような励ましの言葉は相手にとって負担となってしまいますので、控えましょう。

●病状など詳しく聞かないようにする

相手も入院したばかりで自分の病状が把握できていなかったり、病状が思わしくない事を説明するのはとてもつらい気持ちになります。相手を心配する気持ちは当然ですが、相手の気持ちが元気になるように送るお見舞いの言葉ですので、反対に辛くさせるようなことはしないようにしましょう。

●メールの返信は要求しない

通常の携帯でのメールのやり取りはメールしたら返事が来るということが一般的ですが、相手が病気などで体調が悪いときに返信をしなくてはという気持ちにさせてしまうと意味がありません。そのようなときは「今は休養が一番なので返事は不要です」や「病院内だから返事は不要だよ」などの気遣いをするようにすると相手にも負担をかけずに済むのではないかと思います。

入院お見舞い・携帯メール例文

●件名:□□です。具合はどうですか?

本文

○○さんへ

昨日、○○さんのお母さんから入院したと聞きました。

具合はどうですか?

明日手術と聞いたので、落ち着いた頃にお見舞いに行きますね。

毎日忙しくしていたようだから、ここで少し体を休めて元気を取り戻さないとね

今は休養が一番なので返事は不要です。

何か必要な物や欲しいものがあったらいつでも連絡ください。

顔を見に行くときに持って行きます。

□□より

●件名:お見舞いメール(○○より)

本文

おばさんへ

その後、調子はどうですか?

なかなか田舎に帰ることが出来ず

お見舞いに行けなくてごめんなさい。

お母さんからはおばさんは順調に回復しているので心配ないよと聞いています。

夏休みには田舎に帰るので、その時は元気になったおばさんの家に会いに行きますね。

おばさんの好きなお菓子お土産買って帰るので楽しみにしていてください。

○○より

●件名:□□よりお見舞いの連絡

本文

○○さんへ

△△より○○さんが入院していると聞きました。

身体の調子はどうですか?

現在は地元にいないのですぐにお見舞いに行くことが出来ないけれど

あまり無理をせず、しっかりと治療してください。

またクラス会などで元気な○○さんと再会できるのを楽しみにしています。

一日も早く回復することを祈っています。

□□より

お見舞い電報はどのようにすればよい?

電報を送ろうと決めた場合、まずはご家族や会社へ連絡を取り、入院先やお見舞いにすぐに行くことが出来ないので電報を送りたいということを連絡します。そして病院や病棟名、部屋番号などを確認してから病院に連絡し電報を病院に送ったら本人まで届けてもらえるかなど確認してから送るようにします。たいていは病院スタッフの方が病室まで運んでくれますが、受け付けてくれるかどうかは病院によって異なるため、確認してからの方がよいでしょう。電報はインターネットなどから簡単に申し込むことが出来ます。

●電報を送るときの手順(インターネットから)

台紙やお見舞い品などの選択

お花やぬいぐるみなどを電報と一緒に送ってくれるサービスがある会社もあります。

電報本文を選択または記入

お見舞いでの文中で気を付けることは上記のメールを送る時に注意する事と同様です。

決済前に会員登録など必要な場合がほとんど

会員登録で自分の情報など入力してから決済となります。

申し込み情報などを入力

・配達先の住所(病院や療養所など)

・宛名(通常連名も可な所が多い)

・配達予定日時選択(指定ができるところもある)

・送る相手の電話番号

すべての内容の確認

送り先や本文などの内容確認

支払い方法などを入力後決済

注文完了

若干登録内容など電報を扱う会社により順序が異なる場合があるかもしれませんが、上記のような流れと考えていただき、申し込み情報などを事前に用意しておきます。電報の金額は、贈る品や台紙、本文や差出人の文字数により変化します。

最後に

入院する人、している人は不安がいっぱいで精神的にも不安定になってしまう事があります。したがって、すぐにはお見舞いに行くことが出来ないけれど、心配している気持ちや励ましたいということをメールや電報などですぐに伝えてあげることが出来れば、相手の方もきっと気分が少しでも上向くのではないでしょうか。親戚や友人などがお見舞いしたことに対してどうしたらよいか迷っているようであればまずはメールや電報でお見舞いの連絡をする事もひとつの手段です。

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