スポンサーリンク



留学する大切な人へ役立つ餞別を贈ろう

家族や親戚、仲の良い友人などが海外へ留学すると聞いたとき、無事を祈るとともに頑張ってきてほしいという気持ちで送り出してあげたいと思うのは皆さん同じ気持ちだと思います。もちろん留学する方は一人で初めて海外での生活をするという方がほとんどだと思うので、送別する側としては何か役に立つものを餞別として贈りたいものです。ここでは、海外へ留学する家族や親戚、友人などへ、どのようなものをいくら位の予算で贈ったら良いかなど、餞別の品の選び方や渡し方など、まとめてご紹介したいと思います。自分のこれから旅立つ大切な人へ応援する気持ちをこめて、心強い餞別を選んでみてはいかがでしょう。

そもそも餞別とは?

餞別とは、今までお世話になった方との別れの際や、旅立つ人への新しい門出の際に金品や品物を贈ることをいいます。餞別の「餞」は「はなむけ」と読むことができ、昔旅に出る人の道中の安全を祈って、馬の鼻を目的地に向けて見送る習慣があった事などから「馬の鼻向け」という言葉の鼻向け(はなむけ)に餞(はなむけ)という言葉をあてて「別れを応援する」気持ちを込めて「餞別(せんべつ)」という言葉・意味になり、そして新しい門出を祝って贈る金品や品物のことをいうようになりました。

現在では会社の退職の際や転職、海外赴任、留学などされる方へお世話になったお礼や、新しい場所でも頑張ってくださいというような「はなむけ」として贈ることが多くなっています。海外留学の餞別は遠い国へ行っても頑張って学業に励んでくださいということで贈ります。

海外留学の餞別は現金それとも品物?

餞別というと、お別れの際に今後の道中の足しにしてほしいということで、現金を贈ることが多いように感じますが、海外留学での餞別は終わりのない旅行に出るわけではありません。遠くへ行って一生会えなくなるということでもないため、現金を贈るか品物を贈るかに関しては、特に決まりはありません。親戚や家族の場合、知らない土地へ行って何か困った時に使えるように現金を渡すことが多いですが、友人の場合は相場もそれほど高額ではないため、留学先で役に立つものを贈る方が受け取る側も気を遣わずに受け取ることができるのでおすすめです。

餞別の相場は?

海外留学の場合の餞別は送別会や壮行会などを開く場合には、送る相手との関係により金額なども変わってきます。自分の子供や孫、甥や姪など近親者へ渡す餞別は本人の希望の品などがある場合を除き、現金で渡すことが多いようです。やはり遠い海外へ一人で旅立つわけですので、現金は何かと必要になります。いざというときに使ってもらえるように1万円から5万円程度を餞別として渡すことが多く、実際の金額は餞別を渡す相手との関係により変わってきます。

特に自分の子供には多少多めに持たせるのが親心のようです。反対に職場の友人や学生仲間の友人が留学へ行く場合の餞別は現金よりも品物で渡すことが多く、餞別の相場は集める人数にもよりますが一人3千円から5千円程度の予算でみんなで出し合い少し高価なものを贈ったり、個人で友人の励ましになるような品を贈ったりすることが留学をする相手にも喜んでもらえます。実際には必ずしもこの金額という決まりはありませんので、贈る側の気持ちで留学する方に喜んでもらえる餞別を贈り、これからの海外生活と学業の励みになってもらえることが一番ですね。

餞別を選ぶときのポイント

海外へ留学の場合、留学先の環境になれなかったり、言葉の問題や、食べ物が合わなかったりすることもあるかもしれません。そんな時に皆さんが元気の出るような役立つ餞別を贈ることで勉強へのやる気もきっと変わってくるに違いありません。そんな役立つ餞別を選ぶにはどのようなポイントがあるかご紹介します。

●荷物にならない品

海外へ長期での生活をすることになると、なんでも持って行けるわけではありません。特に留学の場合は、学業で使うものや自分の衣服など、さまざまな生活必需品を持って行かなければならないため、持って行くことのできる荷物は限られてきます。そんな時に、かさ張ったり荷物になるものをプレゼントしてしまうと迷惑になってしまうことも…。せっかくプレゼントを受け取っても持って行けないのでは意味がありません。できるだけコンパクトなものを選ぶようにしましょう。

●実用的な物を贈ろう

前項でも説明しましたが本人がスーツケースや手荷物で持って行けるものには限りがあります。大きすぎたり、重いものなどは余裕がなく、持って行ってもらうことすらできないかもしれません。そのようなことがないように、できるだけコンパクトで実用的な物を選ぶようにしましょう。相手の方がどのくらいの期間で留学するのかなどによっても、必要な物も変わってくる可能性があるので、実際に海外へ留学したことがある先輩や友達などがいれば、どのような物が役立ったか、そしてどのようなものがあると便利だったかなどを聞いて、プレゼントを選んでみるのもよいかもしれません。

●日本の文化が感じられるもの

海外へ行くと日本の文化に興味を持っている現地の人は意外と多く、日本風の柄の物やアニメのキャラクター品など外国人が興味がありそうなものを贈ると現地で友達づくりの話題にもなるかもしれません。実用的なものとしてはキャラクターものの文房具や日本風の柄の風呂敷なども実用的でそれほど大きかったり重かったりするものではないのでおすすめです。

相手の好みに合う品

せっかくプレゼントを贈るのであれば、やはり実際に使ってもらいたいですよね。相手の方の好みやテイストを把握したうえで使ってもらえる品を選べるように、周りの人にもリサーチしてからプレゼントを考えたりするときっと好みの品が見つかるでしょう。

海外留学する大切な人への喜ばれる餞別の品

では、実際にどのような品が餞別のプレゼントとしてもらって喜んでもらえるプレゼントの一部をご紹介したいと思いますので、プレゼント選びの参考にしていただければ幸いです。

●食料品

海外へ留学する人には嬉しい食料品。レトルト食品などは定番で、料理を自分でするという方には日本食を作るときに使う調味料や乾物などをセットで贈るのも喜ばれます。留学生活をしているとホームパーティーなどで日本食をリクエストされることもありますので、定番のお寿司を作るときに便利な海苔や粉末寿司酢(すしのこ)などは軽いし場所も取らないので、手巻き寿司セットや巻寿司セットなどを一緒に贈ると意外と現地で役立ったりします。

●目覚まし時計

携帯電話とリンクできるスマートアラームや世界時計付の目覚まし時計など、海外への留学の際には日本と現地の時間を見たりするのに便利な小物です。アメリカなどは国の中で時差があったりしますし、留学先で知り合った友達の国との時差などを調べたりするのに便利な目覚まし機能付きの時計は必需品といってもよいでしょう。最近では携帯電話でも見れますが、やはり勉強しに行く方にとって置時計はあると便利です。

●MP3 プレイヤー

音楽好きな方にはMP3プレイヤーにたくさんの好きな曲を入れてプレゼントしたりすると手間はかかりますが、とっても喜んでもらえます。旅立つときの飛行機の中などでもさっそく役に立つプレゼントとなりますし、自分でメッセージを録音して入れても素敵ですね。

●持ち運びに便利なバッグや小物入れ

大きなバッグは用意して行っても、現地でちょっと出かける時などにはショルダーバックなどの両手がフリーになる小さめのバッグがあるととても便利です。海外では日本と違いスリやひったくりなども多くいますので、相手の方の安全を考えて必要最低限の品が入るショルダーバッグなどはもらって嬉しいプレゼントとなります。

最後に

長期での留学をする方への餞別は、嬉しいだけでなくとても勇気付けられるものとなります。一人での海外生活では食事が合わなかったり、言葉が思うように伝わらないなどさまざまなことがあります。そんな時皆さんから贈られた餞別で元気づけられたり、心が温まるということは本当にその方のモチベーションアップにつながることにもなりますので、餞別を贈ろうか迷っている方などは是非参考にして素敵な贈り物をしてみてください。

スポンサーリンク