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産休に入る方への餞別・おすすめプレゼント5選

職場仲間や職場でお世話になっている方などが産休を取って、出産後に職場復帰をするという方は年々増え続けています。大変おお世話になったのでゆっくりと休んで元気な赤ちゃんを産んでもらいたいという気持ちはあるものの、会社の部署などによっては、産休に入る方は産休後にどの部署へ復帰になるかわからないなどということもあります。そのようなとき、産休の餞別はおくった方がよいのかわからない、またはどのようなものを贈ったら良いかわからないという方はとても多いのではないでしょうか。

ここでは、産休を迎える方に産休での餞別は必要か、産休での餞別を贈る場合のプレゼントの選び方やおすすめプレゼント、そして贈り物を選ぶ際に注意するべき点などをまとめてご紹介したいと思います。

産休に入る方に餞別は必要?

もともと餞別は、今までお世話になった方との別れの際に、その方の新しい門出を祝って金品や品物を贈る事をいいます。産休では、一時的なお休みをとることですので、今までお世話になったお礼や出産までゆっくりとして、元気な赤ちゃんをうんでくださいというような思いを込めて贈ることがあります。

必ずしも贈らなければいけない物ではありませんが、勤めている職場などによっては皆さんで少額を出し合って現金、またはプレゼントを贈ることがあります。特に、産休復帰後には今と同じ部署には帰ってこない方や、別の店舗または部署などに行く可能性が高い方へは餞別を贈ることが多いです。そして、産休の餞別は出産祝いとは異なりますので、産休での餞別と出産祝いは別のものとして考えるようにしてください。

産休での餞別の相場はどのくらい?

産休での餞別の相場は、職場のみんなや同僚など何人かで集めて贈るのと、個人で贈るのとでも相場は変わってきますが、贈った相手の方がお返しに気を使わない程度の金額でのプレゼントが良いでしょう。出産後に出産祝いは別で贈ることになりますので、そちらの方に予算を多めにとるということでもよいかもしれません。一般的な産休の相場としては職場のみんなや同僚などでまとめて贈る場合は1人千円から三千円程で、個人で贈る場合は三千円から五千円程が多いようです。

産休での餞別 のしは必要?

産休でのプレゼントの場合、相手の方に気を使わせないためにも堅苦しく贈るよりは気軽に使っていただけるようなものを贈るため、「のし紙」は掛けずに贈る方が良いかもしれません。形式だけでもしっかりとしたいなどという場合は紅白の水引で蝶結びのついたのし紙を掛け、表書きはなし、または「御礼」などとすると良いでしょう。別途メッセージカードをつけ、出産まではゆっくりと過ごしてくださいなどの労いの言葉と共に贈る側の名前を書いて贈ります。何人かで出し合う場合も名前はしっかりと書いておくと相手の方もお礼を言ったり、御礼をする際に役立ちます。

産休へ入る方への餞別おすすめプレゼント

産休へ入る方へのプレゼント選びには多少気を使う必要があります。まだ出産前ですので、赤ちゃんに関するプレゼントではなく産休へ入る方ご自身に使っていただけるものを贈ると喜んでもらえます。

●冷え対策グッズ

妊婦さんに冷えは大敵なので、冷え性対策になる靴下やレッグウォーマー、あったかマタニティパジャマなどは嬉しい贈り物となります。靴下などは、夏の冷房が効いたお部屋にいる時などにも役立ちます。冬であれば暖かいスリッパなどを贈るのも喜ばれます。赤ちゃんを産む際に病院でも使うことができるので役立つ贈り物になるでしょう。

●ボディケア用品

妊娠すると今までと違い、肌も敏感になることがあるので、保湿が大事。天然素材などで作られたハンドクリームやリップクリームは寒い冬や冷房などが効いたお部屋にいる時などにはとても嬉しい贈り物。お腹が大きくなると妊娠線なども気になるけれど、妊娠線のケアクリームやオイルは意外とお値段もするので、自分で買うのはちょっとと躊躇している方も多いはず。そんな時にみんなからの贈り物としてプレゼントすればとっても喜んでもらえることができるでしょう。

●体を温めてくれる飲料

妊娠中はカフェインをたくさんとることができないので、リラックスできるノンカフェインハーブティーなどは家でじっとしていることが多い妊婦さんには嬉しいリラックスタイムをとることができるものの一つです。タンポポ茶やカモミールティーなどは外国の妊婦さんも愛用しています。冷えが気になる妊婦さんには素材を厳正したちょっと高級なジンジャーシロップなども身体が温まるので良いかもしれません。

●授乳ストール

授乳ストールは、妊婦の時にもひざ掛けやお出かけ時のストールとしても重宝して使えて、出産後も赤ちゃんと一緒に使える優れもの。色柄も豊富にそろっているので、産休に入る方の好みに合わせて選んでみてはいかがでしょう。

●抱き枕

お腹がどんどん大きくなって寝る時にしっくりとくるポジションを取るのが難しいと寝不足にもなりかねません。そんなとき、妊婦さんにとってとても助けになるのは、「抱き枕」。私自身、妊婦だった時に特に役立ったと思うものは「抱き枕」といってもよいかもしれません。あまりにもしっくりとくるので、子供を産んだ後も手放せなくなってしまうほどでした。抱き枕をプレゼントするときは、すでに持っていないかの確認と、少々大きなものなので郵送にするなどの気配りが必要です。

産休の方への贈り物を選ぶ際に注意するべき点

妊娠中は食べ物の好みが変わったり、肌が敏感になったりとてもセンシティブな状態になるので、できるだけ贈り物をする際には気遣いがいらない品で難しく考えなくても気軽に使うことができるものを贈ることをお勧めします。中でも妊娠中に贈ると妊婦さんにプレッシャーになってしまうものや、食べることができない物などを贈ってしまわないように注意するべきことがあるのでご紹介します。

●ベビー用品は贈らないようにする

産休に入る餞別を贈るので、出産祝いとは異なります。まだ赤ちゃんを産む前の方に、赤ちゃんが着る洋服や使うものなどを贈ることは、元気な赤ちゃんを産むことを前提に贈っているようなものですので、妊婦さんにとって大変なプレッシャーとなることがあります。「赤ちゃんに何かあったらどうしよう」や「健康な赤ちゃんがちゃんと生まれなかったら…」などと考えてしまうこともありますので、できるだけ赤ちゃん用品は出産後に出産祝いとして贈るようにしましょう。

●お守り

安産祈願などのお守りは自分たちでお参りに行ったり、両親などが贈ったりすることが多いので、友人や職場の方などからのお守りは妊婦さんにとって負担になることが多いので、控えるようにします。別に贈り物を贈る際にメッセージなどを添えることであなたが気にかけている気持ちは伝わると思います。

●食べ物を贈る際には注意が必要

妊婦さんには食べすぎてはいけないものやあまり飲んではいけないものなど、その方の体調により違ってくることがあります。一般的にアルコールやカフェイン飲料などは妊婦さんにはよくないといわれていますが、食べ物でも糖質制限をしている方などに当分の多いお菓子などを贈ることは望ましいこととはいえませんので、注意が必要です。

●出産祝いと餞別は別ものです

産休に入る方に現金やプレゼントを贈る際にのし紙や祝儀袋に入れて贈る際に、表書きを「出産祝い」としてしまう方もいるかもしれませんが、出産祝いは出産後に贈るものですので、産休に入る方に贈るものではありません。そんなときの表書きは何も書かない、または「御礼」などとして贈るようにします。

最後に

今までお世話になったり助けてもらった同僚や先輩、後輩などに贈る産休の餞別。個人で贈るにも職場のみんなから贈る場合でも、渡す方も受け取る方も負担にならない素敵な贈り物を探す参考にしていただき、無事元気な赤ちゃんを産んで職場復帰されてからも良い関係を築いていっていただけるようなお手伝いとなれば幸いです。

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