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新築祝い 贈る相手別 金額相場と基本マナー

自分の身の回りの方が家を新築した際に、お祝いの気持ちを込めて贈る「新築祝い」。新しい家では必要なものもたくさんあるので、少しでも役だててほしいということで現金や新しい家で使ってもらえるプレゼントを贈ったりしますが、どの位の金額相場で新築祝いを贈れば良いか悩んでしまうという方は多いのではないでしょうか。ここでは、新築祝いに関する金額相場や基本的なマナーなどを贈る相手別にご紹介したいと思います。

 

新築祝いとは?

新築祝いとは新しく家を新築したり、新築マンションを購入した人へ、その家族が安全で末永く繁栄するようお祝いの気持ちを贈ることをいいます。家を新築、購入することは人生の中でも大きなステップアップとなります。ましてや自分の身近な人の新築祝いとなれば、一緒にお祝いしてあげたいものですね。そして新築した側は新築祝いをいただいた方や、親しい方々を招いて簡単な手料理やお酒などのおもてなしをして新しい家のお披露目をします。そして新築祝いと似ているけれど、新築祝いという名目とならないのが中古の一戸建てやマンションを購入した場合です中古一戸建てや中古マンション購入の場合は「新築祝い」ではなく「新居祝い」や「引っ越し祝い」としてお祝いすることになるので、間違えないように気を付けましょう。

新築祝いの基本マナー

●新築祝いはいつのタイミングで渡すのが良い?

新築祝いのお披露目をするのは相手の方の転居する時期にもよりますが、転居してから早々に押しかけたりしてしまうと、相手の方も忙しい時期ですので、かえって迷惑になってしまうことになります。新築のお披露目で招待されている場合は、当日に直接手渡せばよいですが、相手の方が忙しくて早い時期にお披露目会ができない場合には転居をしてから1週間から1カ月以内を目安に送るようにします。

●新築祝いでの「のし」の表書きと水引はどうすれば良い?

新しく一戸建ての家を建てている方には「新築祝」で良いかな?というのは何となくわかりますが、新築のマンションを購入した方には「新築祝」で良いの?と思われる方も多いのではないでしょうか。そして間違えやすい中古での戸建てやマンション購入時のお祝いに関しての「のし紙」に関して。ここでは新築一戸建てと新築マンション、中古一戸建てとマンションに関しての「のし紙」、水引や表書きをご紹介していきます。

・水引に関して

新築祝いでの水引は何度あっても喜ばしいという気持ちを込めて紅白の蝶結びのものを使います。水引の本数は5本を使うことが多いですが、新築祝いの際は5本または7本の水引にします。5本を基本とすると、7本はより丁寧な贈り物ということになりますので、それなりの金額や贈り物だったり、目上の方への贈り物の際は7本にしても良いかもしれません。

・表書きはどのようにする?

新築祝いでの表書きは一戸建ての新築や新築マンションなどの場合と、中古の物件では表書きの名目が変わってきます。

新築一戸建て:「祝御新築」、「御新築御祝」、「新築御祝」

新築マンション:「御祝」、「新築御祝」

中古一戸建て及びマンション「御引越御祝」、「御新居御祝」、「御祝」

新築祝い 相手別での相場はどの位?

新築祝いの相場は相手の方との関係や立場により金額は変わってきます。ここでは一般的な相場をご紹介しますので、参考にしていただき、立場や関係性、家の習慣などを考慮して金額を決めてみてください。

●両親への新築祝い

子供たちがそれぞれ嫁いだり、独り立ちして 両親が新たな生活をスタートさせるために新築の一戸建てやマンションを購入する中高年の方も増えてきています。両親や義両親にお祝いを贈る場合、自分の年齢などにもよりますが5万円から10万円程度が一般的に多く贈られる金額となっています。兄弟などがいればみんなで相談して金額を合わせたりすることも多いようです。贈り方は現金でご祝儀とする場合や両親の欲しいものを実際に聞いたりして家具や家電などをプレゼントする方もいるので、両親の場合は金額もそれなりに多くなりますので、品物の場合はサプライズなどではなく当人たちと相談して好きなものを購入するのが一番喜んでもらえる贈り物となっているようです。

●兄弟・姉妹への新築祝い

兄弟・姉妹への新築祝いも両親同様、ほかの兄弟や姉妹たちといくらぐらいの新築祝いを贈るかを事前に相談したほうが無難です。特に義兄弟・義姉妹の場合、自分の家と配偶者の家の相場感覚が違うこともありますので、自分ではいいと思っていても実際に送ったら相場観がずれていて恥ずかしい思いをしてしまったなどとくことになりますので、リサーチを怠らないようにしましょう。一般的な兄弟・姉妹への金額相場は3万円から5万円程が多く、現金でのご祝儀が喜ばれるケースが多いです。

●両親から子供への新築祝い

両親から子供への新築祝いは一般的には5万円から10万円程といわれていますが、家を建てる際の手助けがあったりなかったりなどで新築祝いの金額はかなり変わってきます。家を建てる子供としては親からの手助けは受けたくないといっていても何かしらで手助けしたいというのが親心でありますので、あまり相場を気にすることはありませんが、子供の配偶者の家とあまりにも金額がかけ離れているとお互いにギクシャクしてしまうこともありますので、事前に相談できるようであれば子供に相談してから渡すと良いかもしれません。

●友達への新築祝い

友達への新築祝いの相場は5千円から1万円程。現金で新築祝いを贈るとかえって相手に気を使わせてしまったりすることがあるため、品物で贈る場合が多いです。何人かの友達同士でお金を出し合い、何か一つ高価な贈り物をするということも喜ばれます。

●目上の方への新築祝い

職場の上司や目上の方への新築祝いの相場は5千円から1万円。目上の方への現金は失礼とみなされることが多い為、現金や商品券など金額が分かるものは避けるようにしましょう。

●職場の同僚及び部下への新築祝い

職場の同僚の場合はよほど仲が良い場合などでなければ3千円から5千円程をみんなで出し合って新築祝いとして現金または品物で贈ります。部下への新築祝いはみんなからと言う訳には行かない立場であることが多い為、自分の役職にもよりますが、5千円から1万円を個人で現金を包んで渡せば受け取った側も気を使ってしまうということがないでしょう。

●自分の子供の友達の両親(ママ友)への新築祝い

子供同士が学校で仲が良く、親同士も友達付き合いがあるような場合は3千円から5千円程の予算でプレゼントを贈ることが多いですが、複数の親同士で1千円から2千円程度を出し合って新しい家に合うプレゼントを贈ることも多いです。特に子供のクラブ活動などの仲間のお宅などであれば皆さんで出し合って贈り物をすることが一般的です。

最後に

新築の家を建てることは人生の中でもそう何度とある事ではないので、しっかりとお祝いの気持ちが伝わるプレゼントをその方に合った金額相場で贈ることができる参考になれば幸いです。いつか自分もマイホームを建てて新築祝いをいただく側になるかもしれませんので、マナーなどしっかりとおさえておきたいですね。

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