スポンサーリンク



【退院祝い】 自分の周りで退院した方へかける言葉

自分の身内や学校の友人、職場での同僚や上司など、病気やケガなどで入院していた方が退院したときにかける言葉って意外とどのようにいえばよいか悩みますよね。ケガや軽い検査入院などであれば、かける言葉にあまり悩む必要はないのかもしれませんが、引き続き自宅療養や通院などが必要な場合には、かける言葉もある程度選ばなければいけないような気がするという気持ちは皆さん同じです。ここでは、相手や病状別に退院した方へかける言葉の例文や退院した方へかける言葉で注意するべき点などをまとめてご紹介したいと思います。

退院した方へかける言葉

病気やケガ、検査などで入院するといつも以上に心配や不安な気持ちになるものです。したがって退院したときには本人も周りの人の喜びも大きなものになります。みなさんが全快ではなく引き続き自宅療養が続いたり通院したりしなければならない方もいるかもしれませんが、ひとまず病状が良くなり退院したことには変わりありません。素直に「退院に対しての喜び」を伝えてみてはいかがでしょう。そしてプラスで「体調を気遣う言葉」この二つをセットで言葉にすれば皆さん気分もさらに元気になることでしょう。

●相手の方が完治・全快の場合

ケガなどですっかり完治したり、手術して病状も全快していることをすでに知っている場合、完治や全快に対するお祝いの言葉をかけると相手の方も自分の状況を把握してくれた喜びがさらに増します。

  • ご退院おめでとうございます。一同○○さんのご全快心よりお喜び申し上げます。
  • ご退院おめでとうございます。完治されたとの事何よりです。
  • 退院及びご全快おめでとうございます。○○さんの復帰心待ちにしていました。
  • 退院おめでとう!こんなに早く全快だなんてさすが○○さん、ご家族も安心ですね。
  • 退院おめでとう。全快といえども無理は禁物だよ。

●今後も通院などが少しの間必要な場合

退院後も通院などが必要だけれど、ケガの方は問題ない場合や月一または何ヶ月に一度検査が必要というまで良くなっている場合はやはり退院は喜ばしいものです。素直な気持ちで退院をお祝いする気持ちを伝え、まだ無理をしないようになど、相手のことを気遣う言葉と一緒に話すと良いでしょう。

  • ご退院おめでとうございます。まずはお身体の回復を第一に、無理をせずご静養ください
  • ご退院おめでとうございます。順調に回復されたとの事、安心しました。あと少しの間通院が必要と聞きましたが、○○さんの復帰を一同、心待ちにしています。
  • ご退院おめでとうございます。急な入院で驚きましたが大事に至らず本当に良かったです。体力が回復されるまではしっかり静養なさってください。
  • 退院おめでとう。とても心配したけれど、良くなって安心したよ。手助けが必要なときはいつでも言ってね。

●退院したけれど引き続き自宅療養などが必要な場合

退院したけれど、引き続き様子を見たり、自宅療養が必要な方への言葉としては、あまり病状が思わしくない場合などは「退院おめでとう」という言葉は嬉しくない場合もあるかもしれません。反対につらい入院生活を終えてようやく自宅に戻れた際などは引き続き療養が必要であっても「自宅に戻ることができるまで回復した」ということ自体が嬉しいものです。そんな時はもちろん「退院おめでとう」という言葉は心に響きます。「引き続き頑張って」や「これからも大変だと思うけど」などは引き続き病気と闘っていかなければならない方には、いわれて嬉しい言葉ではありませんし、先のことを考えると憂鬱な気分にさせてしまうことにもなりかねません。そんな時はあまりたくさんの言葉を述べるよりは簡素に一言嬉しい気持ちを伝えるのも相手にはしっかりとあなたの気持ちが伝わるでしょう。

  • 退院おめでとうございます。まずは無理をせず体調を整えて元気な姿を見せてください。みんな○○さんの復帰を心待ちにしています。
  • 退院おめでとうございます。当面は回復することに専念し、しっかりと静養してください。元気が戻った頃に一緒に美味しいもの食べに行きましょう。
  • 退院おめでとう!久々の自宅はどうかな?まずは体力の回復に専念してしてね。早くみんなで会えるのを楽しみにしています。
  • お帰り!みんな待ってたよ。

退院した方へかける言葉で注意する事

入院生活は気分が落ち込んだり、不安定になることが多いので、退院された際はできるだけ明るく、元気になるような言葉を選んでかけるようにします。反対にマイナスなイメージや元気がなくなってしまうような言葉は極力避けるようにしましょう。特に治る見込みが少ないケガや病気の際は使う言葉にも注意する必要があります。

●あまり使わない方が良い言葉

  • これからも大変だと思いますが
  • 頑張ってください
  • 焦らずゆっくりと
  • 苦しむ、繰り返す、続く、重なる、弱る、長引く などの忌み言葉

忌み言葉は病気を長引かせる意味合いや死を連想させる言葉となりますので、特に注意する必要があります。「頑張ってください」などは言われなくても分かっていることで、何を頑張れば良いの?などと相手の気持ちを不安定にさせてしまうことにもつながりますので、注意が必要です。

最後に

退院した方にかける言葉は、その方のシチュエーションによりかける言葉が変わってきます。特にこれからも通院や自宅療養が必要な方にはあまり急かせることのないような言葉を選んで退院祝いの言葉をかけるなど、出来るだけ相手の方への気遣いが大切となります。長い文章を書く必要はありませんので、簡素に相手の方に退院して良かった、元気になってよかったという気持ちを素直に伝えられるような文章を心がけると良いでしょう。

スポンサーリンク