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内祝いにお酒を贈るときのポイントと選び方

社会人になったり、結婚して家庭を持つようになると、お祝い事の際に周りの方々よりお祝いの品をいただいたり、贈ったりする機会というのは増えてきますよね。お祝いをいただいた際に、お礼として内祝いを贈るということが一般的なマナーということは御存じでしょうか。みなさんお礼をするということはわかっていても、どのようにどんな品を贈れば良いかということは皆さん悩みの一つです。ここでは、内祝いにお酒を贈ろうと考えている方へ、お酒を贈るときのマナーやおすすめのお酒、金額相場などをご紹介したいと思います。

そもそも内祝いとは?

内祝いとは本来、自分の家で家族にめでたいことがあった時に、身内や周りの方などを招いて喜びを分かち合う席を設け、皆さんが帰りの際に「今後も引き続き、どうぞよろしくお願いします」や「これからも我が子の成長を見守ってください」などという意味を込めて内祝いの品を贈ったりすることです。もちろんお祝いをする際には招かれた方はお祝いの品を持ってくることが多かったのですが、お祝いをいただいた方のみではなく、いただいていない方にも「おめでたいことのお裾分け」として内祝いを贈る習慣がありました。

それらを総合して内祝いといっていたことになります。現在ではその意味合いも少しずつ変わってきており、お祝いの品をいただいた方に対して贈る品を内祝いとすることが多くなっています。昔のように「おめでたいことのお裾分け」としてただ記念の品を内祝いと渡したとしても、相手の方にお祝いの催促をしているとられてしまうこともあったりするので、現在では昔ながらの内祝いと思って気軽に贈るというよりは、お祝いに対してのお礼として内祝いを贈ることが一般的と考えてよいでしょう。

内祝いにお酒がおすすめの理由

日本では昔からおめでたい席などには、お酒をみんなで飲んだり贈ったりすることが多いですが、なぜそのような場でお酒が使われるようになったかというと、昔の日本では今のようにお酒が簡単に入るということはなく、とても高価で貴重な品でした。そのため、日本酒に限っていえば、神様に捧げる御神酒として神事にも多く使われ、穢れを洗い流すという意味もあり、特別な行事があるときだけ飲めたりする貴重な物だったのです。贈られた人は、自分の事を思って選んでくれたという喜びが、お酒以上に嬉しいものになるったりするので、お祝い事や内祝いにはお酒を贈るといいう習慣が今でも多く残っているといってよいのかもしれません。

現在でもお酒は貴重なものや希少価値の高いものがたくさんあり、日本酒であったり、ワインであったり、ブランデーなどの洋酒であったり、もちろんビールもあり、その種類は様々ですが、普段ではあまり簡単に手に入らない、またはちょっと高級なワンランク上のお酒を贈ることにより、贈られた人は自分の事を思って選んでくれたという喜びが、お酒以上に嬉しいものになったりすることもあるので、感謝の気持ちを伝える内祝いの品には、お酒を贈るというこがおすすめの理由の一つになります。もちろんお酒が好きな方への贈り物として贈ることが前提となります。お酒を飲むことができない方や食事制限がある方などには贈ることは控えるようにして、相手の方の好みのお酒を贈ると喜んでいただけることでしょう。

内祝いでお酒を贈るときのポイントと選び方

●どのような方にお酒はおすすめ?

まず、内祝いにお酒を贈ろうと思っているときには、相手の方がお酒好きということが大前提となります。お祝いをいただいた方の中でお酒が好きな方、そして頻繁にたくさんの方が集まるお宅などである場合などは、お酒はとても喜んでいただける贈り物となります。目上の方や上司などに贈る場合は事前のリサーチをしっかりしておくとより喜んでいただける贈り物にすることができるかもしれません。

●お酒の種類は何が良い?

おすすめのお酒の選び方は、「贈る方の好きなお酒(種類)」ということが一番良いと思いますが、日本酒が好き、ワインが好きなど大まかな事はわかってもその先が分からないことは良くあります。そんな時は、お酒の種類は贈る方の好みにして、予算と兼ね合わせて決定すると良いでしょう。お酒には安価なものから高級な物まで様々なものがありますので、迷ったときは種類が豊富で金額的にも選ぶ幅が多いお酒は重宝します。

また、好みが分からない方にはお酒のカタログギフト(ビールからワイン、日本酒などが選べる)などもあります。

●特別感のあるお酒を贈ろう

内祝いには普段飲みのお酒ではなく、ちょっと特別な日に飲みたくなるようなお酒を贈ると受け取った方にも喜んでもらえます。ビールでも普段飲みするようなビールではなくプレミアムのものやクラフトビール、日本酒や焼酎などでも、さまざまな地方の飲み比べセットなどがギフトとしてありますので、特別感のあるお酒を贈ることにより、あなたのためを思って選びました。という意味合いを込めて贈ってみてはいかがでしょう。

●名入れギフトも

出産祝いや結婚祝いに対する内祝いの場合はお酒を贈る際には、お酒のラベルやボトルに子供の名前や夫婦の名前、メッセージなどを入れてもらうことができるネットショップなどもあります。お酒は飲んでしまえばあとに残ることはない消耗品といえます。子供や新郎新婦などの名前入りギフトを贈っても相手の方の迷惑となることは少ないので、子供の名前をお披露目する際や結婚後のパートナーの名前をお知らせするにはとても素敵な贈り物になります。

内祝いの金額相場は?

内祝いの金額相場はとても気になるところだと思いますが、内祝いの金額は地域やお祝いをいただいた方との関係によりその相場は変わってきます。しかし、いただいたお祝いの金額に対して半額から三分の一程度の金額でお礼をするということが一般的に贈られる内祝いの金額となっているようです。両親や親戚などからの高額なお祝いの場合、上司や目上の方などからのお祝いに対してはあまり多い金額をお礼してしまうと失礼になってしまうこともありますので、三分の一を目安、またはその家の習慣などがあればそれに沿ってお礼をすると良いでしょう。

最後に

内祝いに自分たちのお祝いの喜びをお裾分けとしてお酒を贈ることは、お酒好きの方にはとても嬉しい贈り物となります。予算がある方にはお酒にプラスしてグラスや酒の肴などを一緒にセットになっている物を選ぶということもできます。お酒の贈り物は予算が多い方も少ない方にも選べる種類が豊富で、両方に喜んでいただける内容で贈ることができるので、贈る側にとっても嬉しい内祝いの品となるのではないでしょうか。

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