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本厄での厄除け時期とマナー

本厄になると厄除けをする方も多いかと思いますが、厄除けは実際にいつ、どこに行ってどのような事をしてもらうのでしょう?費用も掛かるみたいだけれど、相場や厄除けに行くときの服装など気になることが沢山あります。せっかく厄災などの邪気が寄り付かないように祈願祈祷してもらうためにするものなので、ここでは、しっかりとマナーを心得てしっかりと厄年の厄除けができるよう、厄除けの時期やマナーをご紹介したいと思います。

厄除けとは?

厄除けとは厄年などに降りかかりやすいといわれる厄災などの邪気が寄り付かないように、そして無病息災などを祈願祈祷することをいいます。一般的に厄除けは寺院厄払いは神社で行われています。神社での厄払いはその名前の通り災厄をもたらす邪気や穢れを祓うために祈願・祈祷することをいいます。厄除けというと厄年の人のみがするものと思いがちですが、あまりにも良くない事が続いたりする場合や健康、安全、家内安全、商売繁盛などは厄年に関係なく祈祷を受けることができます。

厄除けは本厄の時のみで良い?

厄除けの祈願祈祷を受ける方は前厄から本厄、後厄、厄年終了後の計4回受ける方もいますし、前厄のみや本厄のみ、または厄年の中でも一番厄災が降りかかりやすいといわれている「大厄」(男性42歳、女性33歳)の時のみ厄除けをするという具合に個人によって、または地域やその家のしきたりなどにより様々です。もちろん厄年の最中に厄除けをしない方もいますし、厄除けをしなくても平穏に暮らせたという方もいます。厄年での祈願祈祷は本人の気持ち次第ということがかなり影響しており、厄年ということが気になる、または心配であるという方は厄除け、厄払いはしておいた方が気分的に良いかもしれません。自分のことよりも、自分の周りの大切な方のために厄除けをするという方もいます。

厄除けはどこに行けばよい?

厄除けは一般的な寺社であれば祈願・祈祷してもらえます。場所によって厄除け・厄払いはしていないところもありますので、できれば電話などで事前の確認をしておくと安心です。厄除け・厄払いに効果があるとされる有名な寺社(厄除け大師)などもありますので、特に「この場所へ」という家の決まりなどがなければ事前に調べて、自分に合いそうな場所を選ぶと良いでしょう。そして場所が決まったら、どこへ行けばよいかというと厄除けをする寺社の祈祷窓口や社務所といって寺社の事務所のような受付窓口がありますので、そこで受付をします。

 

祈祷料や初穂料の相場は?どうやって納める?

寺社の祈祷窓口や社務所で受付・申し込みをする際に祈祷料を納めます。通常は現金をそのまま受付に支払うというようなことはしないので注意してください。寺社へのお金は支払うのではなく神仏に納めるということになりますので、必ず紅白蝶結びののし袋、または白無地の封筒などに入れて納めるようにします。お財布からそのまま現金を取り出して納めるというようなことは神仏に失礼にあたりますので、避けるようにしてくださいね。表書きは寺院の場合は「お布施」、神社の場合は「初穂料」、「御玉串料」と上段に記入し、表書きの下段には厄除け・厄払いを受ける人のフルネームを漢字で書きます。金額の相場は、寺社で金額が決まっている所もありますが、決まっていない場合は5千円から1万円ほどが一般的な相場で実際に納めている方が最も多い金額となりますので参考にしてください。

 

厄除け・厄払いを受ける時のマナー

厄除け・厄払いを受ける際のマナーにはどのような事があるのでしょうか。わかりやすく箇条書きにしてみます。

・神仏は不浄を嫌いますので厄除け・厄払いを受ける前に手水舎で自身を清めてからお祓いを受けましょう

・何人かでまとまっていく場合は騒がないように注意しましょう

・服装は派手過ぎずあまり露出が多い服装はやめ、清楚で清潔感のある服装を心がけましょう

・靴を脱ぎますので、靴下やストッキングの配慮も忘れずに

・厄払い中は精神を集中して厄災などが起こらないよう祈願し、良い事が起こるようイメージしてみましょう

厄除けはいつ行けばよい?

大きな寺院や神社であると1年を通して厄除けの祈願祈祷をしている所が多く、厄除けをする時期は明確には決まっていません。地域などにより若干の違いはありますが、新年の初詣や、節分の時期に合わせて行うということが一般的に多く、年始から節分までの間に行うと良いといわれています。なぜなら厄年は数え年で年齢を数えますので1月1日から12月31日までを1年とする場合と春分の日から節分の日までを1年とする地域、神社やお寺などもあるからです。

最後に

厄年の最中は色々と考えがネガティブになりがちになりますが、厄年が気になる場合は厄除け・厄払いに行く事をお勧めします。行かないで後で後悔するよりは行っておいて気持ちがすっきりとした方が断然前向きな気持ちになれるからです。そして周りの家族などの心配している方にも安心感を与えることができます。悪い“気”を引き寄せるのではなくポジティブな考えや気持ちを持って良い“気”をたくさん引き寄せれば厄年でもよい方向へ運気が変わってくること間違いありません。

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